20161226

ホームヘルパーにできる認知症ケア

困った事例[2] 「さっき飲んだ」といって服薬してもらえない

適切な対応は?
服薬しない理由を考え、薬について利用者と話をしてみましょう。何の薬かわからず、不安に思っているだけの場合も多いものです。

まずは、飲まない理由を聞いてみましょう。その回答に合わせて対応するのが有効です。

ポイント[1] 何の薬かわからず、飲むのが怖い
実は意外によくある理由です。忘れて不安を抱えているので、「血圧を下げる薬です」「便通がよくなりますよ」など、わかりやすい言葉で効能を説明し、安心してもらいましょう。

ポイント[2] 薬そのものに嫌悪感がある
「錠剤が飲みにくい」「苦い」といった場合は、医師や薬剤師に相談し、服薬形態を変えてもらいましょう。「粉薬にする」「ゼリーと一緒に服薬する」など、改善策はあります。

ポイント[3] 少し時間をあけて、もう一度声をかける
特別な理由がなくても、「なんとなく嫌」「気分じゃない」ということも。無理をせず、時間をあけましょう。再度声かけするときは、初めてのように接します。

監修/和光病院看護部
認知症専門病院の看護部として、地域の高齢者医療・介護・福祉に貢献。他の専門職と連携しながらチームケアを推進している。入院・通院患者のケアに加え、訪問看護の経験も豊富。『驚きの「和光病院式認知症ケア」実践ハンドブック』(小学館刊)を監修。

取材協力/愛の家 訪問介護ステーション浦和常盤 取材・文/山辺健史(介護ライター) イラスト/フジサワミカ

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  • 2016年12月26日

この記事はこの号に掲載されています

困った事例[2] 「さっき飲んだ」といって服薬してもらえない

へるぱる 2016 冬号44ページに掲載

おもな特集

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