20170104

介助術を見直そう

その介助術、合っていますか?〜車いすのとき

Q 片麻痺の人の車いすはどこに置く?
利用者は片麻痺があり、一部介助を受けています。ベッドから車いすへの移乗をスムーズに行うには、車いすは非麻痺側か麻痺側か、どちらに置いたらよいのでしょうか。

A 非麻痺側の下肢を振り出して、ステップ動作を行う方に置く
正解は非麻痺側に置くです。
片麻痺などの障害を持つ人は、非麻痺側の下肢を振り出して(ステップ動作)体を動かします。第一歩は非麻痺側からです。この基本が分かればもう答えは出るでしょう。

車いすへの移乗は、非麻痺側の手で奥のアームレストをつかんでもらい、麻痺側の下肢に重心を置き、非麻痺側の下肢を振り出して、その振り出した非麻痺側に重心移動を行います。そして車いすの方向に腰を回施させて座ります。もし車いすを麻痺側に置くと、麻痺側の下肢でステップ動作を行うことになってしまいます。

監修/田中義行先生

理学療法士。上川病院、江戸川医療専門学校(現東京リハビリテーション専門学校)講師、介護老人保健施設港南あおぞらを経て、現在は株式会社 大起エンゼルヘルプ、品川区立東大井地域密着型多機能ホームに在職。一般社団法人日本介護技術協会研究会会長。

取材協力/愛の家 訪問介護ステーション浦和常盤 管理者 猪股正美

イラスト/竹口睦郁

関連記事

  • URLをメールで送る
  • このページを印刷する
  • 2017年01月04日

この記事はこの号に掲載されています

その介助術、合っていますか?〜車いすのとき

へるぱる 2016 冬号10ページに掲載

おもな特集

  • 片麻痺・リウマチ・椎体圧迫骨折・パーキンソン病 症状別の配慮ポイントで介助術を見直そう!
  • 訪問介護サービスの 必須書類 そろっていますか?
  • 訪問介護のいろはがわかる!イラストで解説! やさしい「老計第10号」[4]

ほか

いま、困っているのは…

いま、人気の記事