20170203

サービス提供責任者の指導・助言のポイント

老計第10号 2-6 買い物・薬の受け取り

  • 日常品等の買い物(内容の確認、品物・釣り銭の確認を含む)
  • 薬の受け取り

【ことばかけのポイント】~サービス提供責任者より~
利用者・家族において、ホームヘルパーに頼るあまり、思いついた物を、どんどんとリクエストする場合があります。お話は否定せずに受けとめた上で、“優先順位”を考えます。例えば「お水のペットボトル5本と納豆5個」とのリクエストには、「誠に申し訳ございません。3日後にもヘルパーが参りますので、今日は2個だけでよろしいでしょうか」などと丁重に声をかけてみてください。

サービス業は常に伺い口調。開口一番「できません」「無理です」は、利用者が気分を害しますので禁物です。「お米を10kg買ってきて」という利用者もいます。「他にも必要な物を買ってまいりますので、もう少し小さなものでもよろしいでしょうか」と、あせらず利用者と相談。場合によっては、宅配などの他のサービスについて、情報提供したいと思います。

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【ことばかけのポイント】~サービス提供責任者より~
買い物の際には、次の訪問がいつになるかなどを念頭に置きながら、「賞味期限・消費期限」に目を留めます。商品のメーカーや「牛乳は低脂肪乳」「納豆はひきわりで」などといった利用者の要望には、可能なかぎり応えますが、なかった時の代替品、あるいは買わないのかなどについても、利用者に伺った上で出かけてください。

買ってくる商品などは、メモをしましょう。商品のパッケージを利用者宅で見ておくのもよいですね。利用者が指定するお店も確認してください。

最近は「ポイントカードを持って行ってね」とおっしゃる利用者も増えています。もちろん、ヘルパー自身のポイントカードを使ったり、“ついでに”ヘルパー自身の買い物をすることは厳禁です。

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【ことばかけのポイント】~サービス提供責任者より~
利用者・家族からお金を預かり、帰宅後に精算する際は、必ず利用者あるいは家族の面前で、一緒に、預かった金額、購入した品物とレシート、残金(おつり)を確認してください。

訪問記録や出納帳などへの記録の書き方については、指示を出します。お金に関することは、利用者・家族との信頼関係に直結しますので、間違いのないように対応してください。

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【ことばかけのポイント】~サービス提供責任者より~
薬の受け取りについて、病院で待って処方箋をもらい、薬局に出向いて薬の処方をまた待つ、という行為は時間がかかってしまいます。

例えば、病院への受診時には、薬局に寄らず、後日改めて薬局に出向くなどの調整を、利用者・家族に了解を得ながら行います。

参考までに、処方箋の有効期間は発行日を含めて4日間ですので、その範囲で対応します。

監修・執筆/石橋亮一先生
介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員。東京電機大学非常勤講師(介護福祉論)。特別養護老人ホームやホームヘルプサービスなどに従事後、現在は研修講師、介護認定審査会委員、東京都第三者評価員などを兼務。

イラスト/きたもり ちか

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  • 2017年02月03日

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老計第10号 2-6 買い物・薬の受け取り

へるぱる 2016 冬号33ページに掲載

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