20170213

ホームヘルパーにできる認知症ケア

困った事例[5] 不要なものを大量に購入してしまう

これは、アルツハイマー型認知症に比較的多い症状です。買ったことを忘れてしまったり、ひとつのものに執着したり、不安な気持ちから起こります。

ポイント 無理に行動を止めないのが原則
なぜなら、利用者自身がこの行動を続けることで不快や不満を感じているわけではないからです。とはいえ、ものが部屋中に溢れると、転倒やケガの恐れがあるので、以下のような対応をしましょう。

【対応①】購入したものをまとめて並べ、利用者に見てもらいましょう。確認することで、安心・納得につながります。買ったことを忘れてしまったら、その都度、繰り返し説明します。

【対応②】それでも購入が止まらなければ、適切に処理します。不要なものは捨ててよいか利用者に許可をとりましょう。腐ってしまった食品などは、同意が得られなくても、少しずつ処分して、なくなったことを感じさせないようにします。

監修/和光病院看護部
認知症専門病院の看護部として、地域の高齢者医療・介護・福祉に貢献。他の専門職と連携しながらチームケアを推進している。入院・通院患者のケアに加え、訪問看護の経験も豊富。『驚きの「和光病院式認知症ケア」実践ハンドブック』(小学館刊)を監修。

取材協力/愛の家 訪問介護ステーション浦和常盤 取材・文/山辺健史(介護ライター) イラスト/フジサワミカ

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  • 2017年02月13日

この記事はこの号に掲載されています

困った事例[5] 不要なものを大量に購入してしまう

へるぱる 2016 冬号47ページに掲載

おもな特集

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