20170215

介助術を見直そう

その介助術、合っていますか?〜入浴のとき

Q 片麻痺の人が浴槽に入るときは?
片麻痺があり、一部介助が必要です。手すりにつかまれば、立位保持、座位保持ができます。湯船に浸かるときは、どちらの足から入るように介助すればよいのでしょうか。

A 移乗用バスボードに腰をかけて非麻痺側から入る
正解は非麻痺側の足からです。
片麻痺の人は、非麻痺側から動き始めると重心の移動がスムーズになり、バランスを崩さずに体の動きが安定します。ここでは座位保持のできる利用者ですから、浴槽の縁に腰かけてもらい、まず非麻痺側の足からお湯に入り、それから麻痺側の足を持ち上げ、浴槽に入れます。

浴槽をまたぐためには通常以上に足を上げる必要があります。浴槽の縁に腰をかけてまたいでもらうのに不安がある場合は、移乗用バスボードを使うと安全です。

監修/田中義行先生

理学療法士。上川病院、江戸川医療専門学校(現東京リハビリテーション専門学校)講師、介護老人保健施設港南あおぞらを経て、現在は株式会社 大起エンゼルヘルプ、品川区立東大井地域密着型多機能ホームに在職。一般社団法人日本介護技術協会研究会会長。

取材協力/愛の家 訪問介護ステーション浦和常盤 管理者 猪股正美

イラスト/竹口睦郁

関連記事

  • URLをメールで送る
  • このページを印刷する
  • 2017年02月15日

この記事はこの号に掲載されています

その介助術、合っていますか?〜入浴のとき

へるぱる 2016 冬号18ページに掲載

おもな特集

  • 片麻痺・リウマチ・椎体圧迫骨折・パーキンソン病 症状別の配慮ポイントで介助術を見直そう!
  • 訪問介護サービスの 必須書類 そろっていますか?
  • 訪問介護のいろはがわかる!イラストで解説! やさしい「老計第10号」[4]

ほか

いま、困っているのは…

いま、人気の記事