20170816

倫理・法令遵守の基本がわかる!

「倫理・法令遵守」研修の進め方

倫理・法令遵守は、職種にかかわらず重要な問題です。殊に介護サービスは、人の命や尊厳にかかわる仕事である以上、そこで働く人たちにはより高い意識が求められます。ここでは、ホームヘルパーに求められる倫理・法令遵守について、あらためて考えてみましょう。

法令遵守に関して責任の重いサービス
介護サービスの提供において、言うまでもなく法令遵守は絶対です。しかも、財源のほとんどが税金と保険料で賄われる公的サービスであることを考えれば、よりその責任は重いといえるかもしれません。同時に、法令を守ればそれでいいという話でもありません。人の命や尊厳を扱う仕事であることから、職員には常に高い職業倫理が求められます。

職業倫理を養うために「考える」習慣を
職業倫理は、一朝一夕で身につくものではありません。事業所できちんと「倫理綱領」を掲げ、具体的なケースに関しても、研修などを通して職員一人ひとりが「考える」習慣をつけることで、倫理観を養っておく必要があります。日本介護福祉士会や全国ホームヘルパー協議会でも、「倫理綱領」を掲げています。これらも参考に、職員全員で考えてみましょう。

研修の進め方のポイント

  1. 研修の目的を説明します。
    【ポイント】法令遵守と職業倫理をあらためて整理
  2. ワークショップも交えながら研修します。
    【ポイント】一方通行の講義にならないように
  3. 研修で気づいたことを発表します。
    【ポイント】振り返りの時間を十分に用意する

監修/白井孝子
東京福祉専門学校 副校長、看護師・介護支援専門員
看護専門学校卒業後、聖路加国際病院、労働省(現厚生労働省)診療所勤務。小児病棟での終末期看護のあり方から在宅看護に興味を持つ。訪問看護業務に携わる中で、生活支援には保健・医療・福祉の連携が重要であることを体験する。その思いを形にするため、介護福祉士養成にかかわるようになる。

イラスト/坂木浩子

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  • 2017年08月16日

この記事はこの号に掲載されています

「倫理・法令遵守」研修の進め方

へるぱる 2017 秋号8ページに掲載

おもな特集

  • 脱!人材不足のために[1] WEBサイト作りからはじめよう!
  • 倫理・法令遵守の基本がわかる!
  • 認知症ケア[3] 「利用者家族」とどう接していますか?

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