20170918

ホームヘルパーにできる認知症ケア

利用者家族の気持ちに立った声かけのしかた

利用者の良い変化を伝える
介護を頑張っている家族にとって、「お母様、最近会話が増えましたね」など、利用者に関する明るい話題はうれしいもの。少しでも良い変化がみられたら、積極的に伝えてください。その際、家族の頑張りも併せて伝えるとよりいいでしょう。

【こんな声かけをしてみましょう】

  • 今日は入浴時、ご自分で体を洗っていましたよ
  • 最近、食事の量が増えて顔色もいいですね
  • 〇〇さん、笑顔が多かったです。奥様が選んだオムツが快適だからでしょうね
  • 麻痺側の足が上がりやすくなってきました。ご家族がリハビリに付き添っている成果ですね

家族をねぎらう声かけをする
家族はそれぞれに仕事や役割を持ちつつ介護をしています。これから先のことを考え、不安も抱えています。そうしたなかで、利用者が少しでも快適に暮らせるよう、様々な努力や工夫をしています。「玄関のお花、きれいですね」「体調はいかがですか?」など、家族をさりげなく気遣うことで、少し気が楽になることもあります。

【こんな声かけをしてみましょう】

  • お料理、お上手ですね。〇〇さん(利用者)は幸せ者ですね
  • 風邪が流行っていますね。朝晩冷えてきたので気を付けてくださいね
  • 〇〇さん(利用者)、いつも素敵なお召し物ですね。娘さんが選んでらっしゃるのですか?

監修/服部安子
社会福祉法人浴風会ケアスクール校長。アドバンスソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士。訪問介護をはじめ、特別養護老人ホーム、老人保健施設などを立ち上げ、法人内老人部門統括責任者等を経て現職。認知症ケアを中心に、30年以上、地域で取り組む高齢者福祉、障害者福祉に従事。

取材・文/山辺健史(介護ライター) イラスト/さいとうかこみ

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  • 2017年09月18日

この記事はこの号に掲載されています

利用者家族の気持ちに立った声かけのしかた

へるぱる 2017 秋号21ページに掲載

おもな特集

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