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気づく・知らせる・支援する

「虐待防止」研修の進め方

もし訪問先で「虐待」の場面に遭遇したら、あなたならどう対応しますか?虐待を考えるうえで大切なのは、介護を受けるなかで悲しみに耐えている利用者を守ること、また、介護に悩みながら生活している介護者を支えることです。そのためにホームヘルパーができること(気づく・知らせる・支援する)を紹介します。

暴力だけじゃない!さまざまな高齢者虐待
高齢者虐待と聞いて多くの人がイメージするのは、高齢者の生命にかかわるような暴力などであると思いますが、実はそれはほんの一部です。高齢者虐待防止法で想定している虐待は多岐にわたっており、多くは家族介護者本人にも自覚や悪意がない行動や発言です。

高齢者虐待防止法で定めるホームヘルパーの義務
ホームヘルパーをはじめとする高齢者福祉に携わる者は、虐待の「発見」「通報」は職務上の義務とされています。また虐待を受けた高齢者の保護のための協力も求められています。その際には、高齢者の権利擁護という視点をもって対応することが大切となります。

研修の進め方のポイント

  1. 研修の目的を説明します。
    【ポイント】高齢者虐待防止の考え方を説明する
  2. 研修を行います。
    【ポイント】実践的な対応についても説明する
  3. 研修で気づいたことを発表します。
    【ポイント】今後の業務に生かせることを話し合う

監修/川端伸子
公益社団法人あい権利擁護支援ネット講師。社会福祉士。医療ソーシャルワーカー、東京都福祉保健財団高齢者権利擁護支援センター長として相談支援、研修を担当。現在は同センターにてアドバイザーを務める。

文/櫻井啓示 イラスト/山田しぶ

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  • 2017年11月27日

この記事はこの号に掲載されています

「虐待防止」研修の進め方

へるぱる 2017 冬号24ページに掲載

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