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【研修】ホームヘルパーだからできる認知症ケア

【事例】運転免許返納による通院介助に対応しても大丈夫ですか?

Q. ご主人が運転免許を返納したため、奥様の通院介助を依頼されました。対応しても大丈夫ですか?
高齢のご夫婦ふたり暮らしで、奥様が要介護です。今まではご主人の運転で通院していましたが、運転免許を返納されました。そのため、今後はホームヘルパーに通院介助を頼みたいとおっしゃるのですが……。

A. 運転免許を返納したことを理由に通院介助をおこなうことはできません。
通院介助は単なる移動のための支援ではありません。「本人が自分では通院ができないこと」「家族が対応できないこと」「他に手段が見当たらないこと」をもって、はじめて対応が可能になります。

こう考えよう
運転免許を返納したことで、ご主人が運転する車での通院はできなくなりましたが、タクシーを頼み、ご主人が一緒に通院することは可能であると思われます。「ヘルパーさんに頼んだほうが安上がり」「面倒だから」などの理由では認められません。安易な判断で対応しないようにしましょう。

監修・執筆/能本守康
介護福祉士、主任介護支援専門員、相談支援専門員、日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー、日本介護支援専門員協会常任理事、(株) ケアファクトリー代表取締役などを務める。著書に『Q&A 訪問介護サービスのグレーゾーン 改訂版』(ぎょうせい)などがある。

イラスト/藤原ヒロコ

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  • 2018年05月07日

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【事例】運転免許返納による通院介助に対応しても大丈夫ですか?

へるぱる 2018年5・6月号33ページに掲載

おもな特集

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