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ホームヘルパーだから気づくこと

病気と薬の知識「高血圧」~薬の情報を確認する

薬の情報を確認してみよう!
服薬の介助や確認を行うことも多いホームヘルパー。でも、利用者がどんな薬を飲んでいるのかきちんと把握できていますか? 複数の薬が一包化されていたり、合剤(複数の成分を1つにまとめた薬)が処方されていたりするケースもあるので、包装を見ただけでどんな薬か判断することは難しいのが現実です。

そこで活用したいのが、病院などから発行される薬の説明書(お薬手帳など)です。どの病気に対してどんな薬が処方されているのか、まずは理解することが大切です。

 

副作用を知る
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血圧を下げる薬の中には、立ちくらみや浮ふ腫しゅ(むくみ)を引き起こすものがあります。そのような薬を服用している場合は、普段以上に転倒に注意する必要があります。また、利尿薬を用いて血圧を下げるという治療もあります。その場合は、尿として体の水分が多めに出てしまうため、脱水の症状が出ていないか注意してください。

皮膚や舌が乾燥しているようであれば、水分が不足している可能性があります。利用者が飲んでいる薬の副作用を知っていれば、わずかな変化にも気づきやすくなります。

 

飲み合わせを知る
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薬の情報を確認するときに注意したいのが、飲み合わせです。例えばカルシウム拮抗薬(きっこうやく)という薬は、血管を拡張させる働きがありますが、グレープフルーツと一緒に摂取すると効果が増強され血圧が下がりすぎてしまいます。もちろん、グレープフルーツジュースもダメ。服薬に関する諸注意は必ずチェックしましょう。

 

高血圧の薬は継続が大切
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利用者の中には、「血圧が高くない日は薬を飲まなくても大丈夫」など、自分で判断してしまう人もいるかもしれません。しかし、高血圧の治療では、その日の血圧の高低にかかわらず、毎日きちんと服薬を続けることが大切です。決められた服薬方法を守り、飲み忘れがないか確認する習慣をつけましょう。

監修/笑顔のおうちクリニックさいたま 院長 杉浦大介

イラスト/加藤愛里(asterisk-agency)

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  • 2016年05月20日

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病気と薬の知識「高血圧」~薬の情報を確認する

へるぱる 2016 春 スタート準備号48ページに掲載

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