20160620_01

ホームヘルパーだから気づくこと

病気と薬の知識「高血圧」~利用者の体の状態を把握する

高血圧の治療薬は、必要に応じて調整されます。医師は利用者の持病や血圧の変動を見ながら、適切な薬を選択し、飲むタイミングや用量の調整をしています。ホームへルパーは、利用者の体の状態変化を記録・把握して、医師に伝える役目を担います。

血圧の測り方を再確認する
20160620_03
「正しい血圧の測り方」を知っていますか? まずは、朝(起床後1時間以内、食前)と晩(就寝前)に2回ずつ測るようにしましょう。いずれも排尿後に測定することが大事です。利用者には、トイレを済ませていすなどに座ってもらい、1 ~2分安静にした後に測定しましょう。カフェインを含むコーヒーや緑茶の摂取後や、喫煙後の血圧測定では、血圧が高くなることがあります。測定前の30分は控えてもらうように声かけしてください。

 

血圧を毎日測り記録する
20160620_02
大切になるのは、毎日の血圧の記録。血圧手帳のような形できちんと記録ができていると、医師の判断の助けになります。日々の血圧の変動はもちろんのこと、季節による血圧の変化などを正確に把握できれば、治療もまた的確なものになっていきます。また、普段の血圧がどのくらいなのかを知ることで、ホームヘルパー自身も異常に気づきやすいというメリットもあります。

 

降圧目標を意識する
20160620_04
医師は「このくらいまで血圧を下げよう」という降圧目標を設定して治療を進めています。降圧目標は、その人の年齢や持病などによって異なっていて、やみくもに低くすればいいというものではありません。

また、病院で測る場合(診察室血圧)と、自宅等で測る場合(家庭血圧)では、目標値が異なります。「どこまで下がるのが理想的なのかな?」「目標と比べて、どのくらい血圧が高い状態なんだろう?」と意識しながら測定を続けることが、利用者の状態のより深い理解につながります。

監修/笑顔のおうちクリニックさいたま 院長 杉浦大介

イラスト/加藤愛里(asterisk-agency)

関連記事

  • URLをメールで送る
  • このページを印刷する
  • 2016年06月20日

この記事はこの号に掲載されています

病気と薬の知識「高血圧」~利用者の体の状態を把握する

へるぱる 2016 春 スタート準備号49ページに掲載

おもな特集

  • 話してみませんか?
  • 季節を楽しむ食のお話[春]
  • 15分で主菜と副菜が作れる! 時短レシピ

ほか

いま、困っているのは…

いま、人気の記事