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【研修】ホームヘルパーだからできる認知症ケア

認知症利用者の抵抗の理由は“手の冷たさ”だった!

急にオムツ交換に抵抗を示すようになった利用者のS様(女性・80代)。体に触れるだけで殴りかかってくる状況でした。でも、訪問時の挨拶は今までと変わらず穏やかな笑顔。そこで担当者が集まり、理由を探ることにしました。

お互いに気づいたことを話すうち、「寒い(冷たい)のが苦手」という共通点を発見。S様は1日の大半をベッドで過ごしていたのですが、少し布団や毛布がずれるとキュッと身を縮こまらせたり、ホームヘルパーが冷たい手で触れてしまったときに強い抵抗があったのです。そこで、試しにお茶をお出しするときに温かいタオルを用意し、背中にあてると、とても喜ばれました。

それを受け、オムツ交換時にも背中を温め、自分たちの手も温め、できるだけ毛布をずらさず交換したところ、すんなり介助ができました。その後も同じ対応を取ることでスムーズにいきました。

監修/小沼 巧
ウエルシア介護サービス株式会社 茨城町営業所 訪問介護 サービス管理者。2014年に入社後、サービス全般に関する管理・調整、1人ひとりの思いに寄り添ったサービスの提供に努めている。

イラスト/タナカユリ

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  • 2018年05月18日

この記事はこの号に掲載されています

認知症利用者の抵抗の理由は“手の冷たさ”だった!

へるぱる 2018年5・6月号26ページに掲載

おもな特集

  • 介護食の工夫で 食べられるものが多くなる!
  • ネット時代のプライバシー保護 個人情報を守るために
  • ホームヘルパーだからできる 認知症ケア

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