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【研修】おむつトラブル解決は5つの視点で考える

【視点1】おむつ使用のメリット・デメリットへの理解

排泄に問題を抱える利用者にとって、おむつは快適に暮らしていくために有効な道具ですが、適切に使用しても、おむつの性質上、さまざまな問題が起こることがあります。おむつの問題点を知ったうえで上手に付き合いましょう。

メリット

  • 安心が得られる
  • 利用者の身体(からだ)への負担が軽減できる
  • 周囲の介護負担を軽減する

デメリット

  • 皮膚に負担をかける

    尿や便が、刺激や蒸れの原因になり、皮膚トラブルを引き起こす。

  • 座位の姿勢が不安定になる

    おむつの厚みで股が閉じにくくなったり、お尻が前にずれやすくなり姿勢が崩れる。姿勢が悪いと胸が圧迫されて食べ物が飲み込みにくくなる。

  • 臭いの問題

    尿からはアンモニアが発生し、細菌の力で臭いが強まる。便はおしりに付着し、拭ききれずに臭いが残る。

  • 自尊心を損なうことがある

    おむつのなかに排泄する行為や普段隠している場所を他人に見せなければならず、利用者の自尊心を損なうことがある。

  • ごみの問題

    使い捨ておむつによるごみの増加や、重くなったおむつを捨てることが家族の負担になる。

監修/浜田きよ子
排泄用具の情報館「むつき庵」代表、高齢生活研究所所長、福祉住環境コーディネーター協会理事、NPO快適な排尿をめざす全国ネットの会理事。主な著書として『排泄ケアが暮らしを変える』(ミネルヴァ書房)、『おむつトラブル110番』(メディカ出版)、『自立を促す排泄ケア・排泄用具活用術』(中央法規出版)ほか。

イラスト/福井典子

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  • 2018年06月06日

この記事はこの号に掲載されています

【視点1】おむつ使用のメリット・デメリットへの理解

へるぱる 2018年7・8月号22,24ページに掲載

おもな特集

  • 事例から対応のポイントを知る 「クレーム」を発生させない!深刻化させない!
  • 基本の予防策にプラスして実践! 食中毒・感染症から利用者を守ろう!
  • おむつトラブル 解決は5つの視点で考える!

ほか

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