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【最新号予告3】“虐待”の芽を摘むために~日々のケアからできること~

厚生労働省の公表によると、養介護施設従事者等による高齢者虐待の相談・通報件数は、年々増加する傾向にあります。そのうち訪問介護に関するものは5%。

これは多いと思いますか?利用者の自宅で1対1で行われるサービスであるため発覚しづらい、という状況から考えれば、残念ながら決して低くない、のかもしれません。(写真は担当編集の家のネコが、ふいにお尻を触られているところ。ネコの本心は、「これ虐待じゃないの?!」かも……)

昨年度も『へるぱる』では、“虐待”を取り上げましたが、利用者の家族からの虐待、という観点でした。今号では、養介護施設従事者等による虐待、を取り上げます。

高齢者虐待防止法 による5分類は、下記の5つです。日常のサービスで当てはまることは?どんな事が起こり得るか?具体例と共に確認します。

  • 身体的虐待
  • 放棄・放任(ネグレクト)
  • 心理的虐待
  • 性的虐待
  • 経済的虐待

例えばどんなに利用者と親しくなったとしても「そんな風にだらしなくしているから、子どもが寄り付かないのよ」と利用者に言っていたとしたら、それは仕事の範囲を超えた“心理的虐待”といえます。

具体例を学んだ後は、「この場面の、どこがどういう虐待にあたるのか?」を、考えるワークショップのページで、ぜひ、一緒に考えてみてください。

また、一番大切なのは、日々のサービスのなかで“虐待”の芽を摘むための、好循環が事業所の全員のなかで生まれること。そのためにできること、も実践例を含め紹介します。

組織としては、理念を共有することや、介護職を尊重しストレスがたまらないようにすることも大切です。

自分が大切にされなければ、人を大切にする介護という仕事は難しくなる、ということを改めて考えましょう。「虐待の芽 チェックリスト」も、特集の最後に掲載していますので、定期的に、チェックすることをおすすめします。

編集部 N山

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『へるぱる2018 9・10月』
2018年8月1日発売/108ページ/1,900円(税込)/年6回発行
★発売日・刊行スケジュールが変わりました★

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  • 2018年07月31日

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