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症状別介護の基本

関節リウマチの方への介助の注意点

どんな病気?
関節リウマチは全身性の炎症性疾患。さまざまな関節で腫れや痛み、変形を引き起こします。初期症状は小さな関節のこわばりから始まります。

代表的な症状
腫れや痛み
腫れを伴った関節の痛み。こわばりと同様に小さな関節から始まることが多い。炎症はおさまりにくく、つらい痛みと腫れが続く。

進行すると変形が起こる
そのままにしておくと症状は進行し、関節の変形が起こる。関節を動かせなくなり、歩くことや日常生活を送ることに支障を来す。

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こわばり
初期の典型的な症状で、起床後、関節のこわばりが1~2時間続く。

歩きづらさ
足の指の関節が腫れて、歩きにくくなる。

微熱・倦怠感
全身の症状として微熱や倦怠感が見られる。

基本の心構え
全身に起こる炎症のため、その日その日で痛みや痛む箇所が変わります。日内変動があり、特に早朝は症状が強く現れる場合が多いので注意を。介助前に痛みや体調の確認をしっかりと行い、その時の利用者の状態に合った介助につなげていきましょう。

本誌では痛みや体調の確認のしかたのほか、歩行・車いすの具体的な介助方法を紹介しています。

監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがもを運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。

イラスト/竹口睦郁

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  • 2019年04月17日

この記事はこの号に掲載されています

関節リウマチの方への介助の注意点

へるぱる 2019年5・6月号37ページに掲載

おもな特集

  • 要介護度をあげないために 高齢者の栄養を考えよう
  • 初心とプロ意識を忘れない 「接遇」の心得
  • 読み手に伝わる、ケアに生かせる書類の書き方 例文つき

ほか

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