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虐待を防ぐために組織でできる3つの取り組み

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虐待を防ぐために組織でできる3つの取り組み

日々のサービスを実施するなかで、“虐待”の芽を摘むための好循環が自然に生まれるのが理想的です。そのために現場で心がけたい、3つの視点を学びましょう。

組織としてできる取り組み

1.理念の共有

利用者の尊厳を尊重したケアを行うために、事業所ではどのような理念や方針を掲げているでしょうか。ホームヘルパーがそれを理解し、具体的なかたちで実現できるように支援するのが事業所の役割です。日ごろからミーティングなどで組織としての考えを共有し、虐待が起きたときの対応についても明らかにしておきましょう。

2.チームケア

一人でサービスに入ることの多い訪問介護では、ホームヘルパーが孤独を感じやすいといえます。事業所のメンバーや他職種と連携し、チームで利用者を支えるのだということを繰り返し伝えましょう。一人ですべてを抱え込むことのないよう、現場の声を収集しやすい環境を整え、情報共有の仕組みを整備することが大切です。

3.ホームヘルパー・サービス提供責任者のストレスマネジメント

過酷な労働環境や無理のあるシフトが、現場のホームヘルパーやサービス提供責任者を追い詰めてしまうケースは少なくありません。自分が大切にされなければ、人を大切にすることも難しくなるもの。虐待という負の連鎖を生まないためには、まず事業所のメンバーを尊重し、ストレスマネジメントに努める必要があるのです。

 

監修/小川久美子
公益社団法人あい権利擁護支援ネット講師。社会福祉士。多様な高齢者福祉施設の現場経験に基づき、高齢者虐待対応や成年後見に関しての助言・指導を行うほか、全国で数多くの研修を担当する。

イラスト/尾代ゆうこ

参考文献:『「その人らしさ」を大切にしたケアを目指して』(公財)東京都福祉保健財団

 

この記事は『へるぱる 2018年9・10月号』に掲載されています

介護職に求められる医療の知識は、どういうことなのか? 高齢者の体と心の変化を知って、観察することが求められていますが、具体的にどこを見ればいいのか? をわかりやすく学べる内容です。

他にも、緊急時の備えについて、介護職による“虐待”の芽は、どうやって早期に摘むかを研修特集としてお届けします。“書類”実例集では「サービス提供記録」を取り上げ、事例をもとに図解、理解を深めます。

へるぱる2018年9・10月号

特集内容

巻頭特集

ケアマネジャー&医療職との連携を目指して!

ホームヘルパーに求められる医療の知識とは?

研修特集1

現場で慌てないために

緊急時に備えていますか?

研修特集2

“虐待”の芽を摘むために

日々のケアからできること

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第8回]
  • 基本の介助術[第4回]
    排泄の介助をマスターしよう!
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第4回]
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第7回]―睡眠―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第4回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第4回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第4回]サービス提供記録
    自由記述欄の書き方
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