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⾻粗しょう症のリスクを上げないための⽣活習慣

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  • 病気と薬
  • 骨粗しょう症
⾻粗しょう症のリスクを上げないための⽣活習慣

骨密度の低下は薬物療法だけでなく、「食事・運動・日光浴」から予防することができます。この3つがうまく作用していくように生活習慣を見直しましょう。

骨を強くする生活習慣

骨によい栄養素を摂る

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。

  • カルシウム

骨粗しょう症や骨折予防の重要な栄養素です。摂取推奨量は1日650~700mg。牛乳・乳製品、小魚、小松菜、チンゲン菜、大豆製品などに多く含まれます。

  • ビタミンD

カルシウムと同時に摂取することで、カルシウムの吸収をよくする働きがあります。鮭、サンマ、メカジキ、しいたけ、卵などから摂れ、日光浴によって体内でもつくられます。

  • ビタミンK

納豆、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、わかめなどから摂れます。

運動して体を動かす

散歩や軽いストレッチを取り入れて、体を動かしましょう。骨は負荷がかかるほど強くなる性質があります。骨粗しょう症治療中の方やひざに痛みがある場合は、運動前に医師に相談を。

日光を浴びる

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。冬は30分から1時間程度、夏は木陰で30分程度を日光浴の目安に。

本誌では、⾻粗しょう症の代表的な3つの症状についても解説しています。

 

監修/北⽥信⼀
看護師。介護⽀援専⾨員。東京都⽴⼤塚看護専⾨学校卒業。精神科病院病棟看護師⻑、看護専⾨学校専任教員、介護福祉⼠養成施設専任教員(教務課⻑)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練⾺で訪問看護に携わる。教員時代より⽇本社会事業⼤学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。

イラスト/⽵⼝睦郁

この記事は『へるぱる 2019年11・12月号』に掲載されています

巻頭特集は「利用者・家族からのハラスメントにどう向き合う」。今日からできる対策を取り上げます。事業所としての対処の仕方等、実例を交えながら解説しています。

「認知症ケア」特集では、利用者の不安を安心に変えていくための接し方をワークショップを通して想像します。書類の実例集、すぐに使えるレシピ、あいまいゾーンの解説など人気連載も充実の一冊です。

へるぱる2019年11・12月号

特集内容

巻頭特集

利用者・家族からの

ハラスメントにどう向き合う?

研修特集1

不安を安心に変える

認知症ケア

研修特集2

ホームヘルパーに求められる

倫理・法令遵守とは?

  • 症状別介護の基本[第5回]
    ─転倒・骨折を起こしやすい症状─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第5回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第4回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第5回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
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