介護事故を防ぐための取り組みはどの事業所でも行っていると思いますが、事故を100%防ぐことは難しいのが現実です。
では、起きてしまった時に利用者や家族とトラブルを起こさず、なるべく円滑に解決を図るにはどうすればよいのでしょうか。今回は「事故再発防止」の研修をこうした視点で探っていきます。
まず、「事故は必ず起きるもの」と捉え、その上でやるべきことに目を向けてみましょう。被害を最小限に食い止めるには、以下のような点を徹底することが重要です。
本誌では、より具体的に「事故後の対応のポイント」を解説しています。
お手に取ってご覧いただき、いざという時に備えてください。
監修/烏野猛
びわこ学院大学 学部長・教授。株式会社福祉リスクマネジメント研究所 所長。同研究所では、主に介護事故に関する訴訟支援やリスクマネジメント対策を手がける。また、震災遺児の給付型奨学金を柱とした烏野財団の代表理事でもある。
イラスト/ササキサキコ
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