コロナ禍以降、在宅で看取りを迎える人が急増しています。ホームヘルパーの看取りケアにおける役割もますます大きくなると考えられます。『へるぱる 2023 7・8月』では、医療従事者から訪問介護職へ伝えたい・知っておいてほしい看取りケアについて紹介しています。
「看取りケア」というと、不安に感じる人が多いと思いますが、
本誌では、
- 在宅の看取りケアでホームヘルパーは大切な存在であること
- 介護職に知ってほしい看取りケアへの向き合い方
- 事例から考える家族との関係
などを紹介しています。
また、
- 利用者の「何気ない日常の言葉」を書き留める利用者の発言シート
について取り上げています。「発言シートって何?」と思った方は、ぜひお手に取ってご確認ください。具体的な記入例など、実際に現場で役立つ情報を掲載しています。
監修/伊東美緒
群馬大学大学院保健学研究科 教授。専門は老年看護学。看護学博士、看護師、保健師。元東京都健康長寿医療センター研究所・福祉と生活ケア研究チーム研究員。介護施設や在宅での認知症ケアを中心に、幅広く高齢看護や地域看護に携わる。著書に『認知症の方の想いを探る〜認知症症状を関係性から読み解く〜』(公益財団法人 介護労働安定センター)がある。
イラスト/柴田やすか