訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

認知症ケアでホームヘルパーに必要なこと

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認知症ケアでホームヘルパーに必要なこと

心地よい「場」づくり

認知症になると、できないこと・わからないことが増え、不安に駆られるもの。できる限り、その“不安”を解消できるよう努めましょう。自宅を安心して暮らせる状態に保つのはもちろん、「ここにいていいんだ」「必要とされているんだ」と利用者が思える役割の提供や声かけも大切です。

目配り・観察力

利用者の健康状態、言動、暮らしぶり、家族の様子など、広範囲にわたっての「目配り」が大切です。そのために必要なのが「観察力」。「今日は何となく違う」といった、利用者の“体の表情を読み取る技術”も求められます。

この2つを元に、ホームヘルパーとして目指すのは「できること」を伸ばす関わり=自立支援です。認知症ケアにおいてもこれが重要となります。

 

監修/黒松基子
日本ホームヘルパー協会 副会長。公益社団法人 認知症の人と家族の会 島根県支部代表のほか、しまね若年性認知症相談支援センター 若年性認知症コーディネーターも兼任。介護の専門学校で非常勤講師もつとめる。

イラスト/オカムラナオミ

この記事は『へるぱる 2020年3・4月号』に掲載されています

特集は、「離職率が減って、定着率UPにもつながる! 訪問介護職のメンタルケア」。ストレスをためないように、心をケアするヒントや考え方を、一緒に考えていきます。

研修特集は、「できることを奪わない! 認知症の人への介助」と、「改めて考える“自立支援”」の2本。事業所内の研修に役立つ特集と、すぐに使える料理レシピや介助術などの実践的な記事を盛りだくさんにお届けします。

へるぱる2020年3・4月号

特集内容

巻頭特集

離職率が減って、定着率UPにもつながる!

訪問介護職のメンタルケア

研修特集1

できることを奪わない!

認知症の人への介助のポイント

研修特集2

改めて考えよう

訪問介護における自立支援

  • やってしまいがちな実例で考える
    介助術[第1回]
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第7回]
  • 働きやすい職場づくり[第1回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第6回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第7回]
  • 障害のある人への支援[第1回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例でわかる、応用できる!
    訪問介護の書類の書き方
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