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介助術 第3回 歩行・車いすの介助

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介助術 第3回 歩行・車いすの介助

日々のサービスを行うなかで、ついやってしまいがちで、実は利用者とのコミュニケーションがうまくいかない原因になっているような行為を、毎号、テーマごとに解説。NG例とOK例を、写真で分かりやすくお見せします。

 

今回は歩行に関わる介助の中から、やってしまいがちな実例を取り上げます。歩くことは複雑な動作で、介護が必要な体になると麻痺や筋力の低下により、姿勢が前かがみになったり、歩幅が小さくなったりして歩くことが難しくなります。転倒などの事故を防ぐためにも、歩行・車いすの介助では利用者の安全に十分注意してサポートしましょう。

 

 

NGとOK。その違いは何だと思いますか?

NGは利用者に対して配慮が足りないばかりか、利用者の姿勢を崩してしまうおそれのある行為です。駐車ブレーキの操作は、利用者の横に回り込むように、顔を見ながら行いましょう。

 

本誌では、他にも様々な、「歩行・車いすの介助」に関する場面で、やってしまいがちな実例を取り上げて解説していきます。

 

監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。
写真/伏見早織(世界文化ホールディングス)

 

この記事は『へるぱる 2020年7・8月号』に掲載されています

特集は「災害への備え」。今回、監修をお願いした渡邊氏は、実際に東日本大震災のときに訪問介護事業所の経営者として被災されました。その経験から、一番大切なのは「日頃の地域との繋がりである」と実感されたそうです。本当に大きな災害のときに、イチ事業所としての備えだけではどうにもならない事が余りに多い、と。経験に裏打ちされた言葉から、必要な“備え”を考えます。必要研修特集は、「熱中症予防」と「プライバシーの保護」。こちらも、現場で実際におきた事例を豊富にお届けします。障害支援や働きやすい職場づくりなどの新連載も好評の、充実した一冊です。

発売日 2020年6月1日 本体価格 1,764円+(税)

へるぱる2020年7・8月号

特集内容

巻頭特集

経験から学ぶ

災害への備え
PART1 災害への備えを見直そう!
PART2 災害を経験して

研修特集1

適切に対応すれば防げる!

熱中症予防を救急の現場から学ぼう

研修特集2

改めて考える

プライバシーの保護
信頼を得るためにできること

  • やってしまいがちな実例で考える
    介助術[第3回]
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第9回]
  • 働きやすい職場づくり[第3回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第8回]
  • 高齢者の薬&生活への影響[第1回]
  • 障害のある人への支援
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • ホームヘルパー奮闘体験
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例でわかる、応用できる!
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
  • 切り取って使えます!
    季節の野菜+たんぱく質のお助けレシピ
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