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高齢者の薬&生活への影響

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高齢者の薬&生活への影響

利用者の多くは、何かしらの疾患をもち、薬を使用しながら生活しています。ホームヘルパーとして、利用者が使用している薬への理解を深めることはよりよいサービスにつながります。この連載では、薬の基本的情報に加え、その薬が生活にどう影響するのかを解説します。

第3回は、抗菌薬について取り上げます。

「抗菌薬で風邪がなおる」と考えて利用者に服薬をすすめたことはありませんか? 厚生労働省の2019年の調査でも、そう考えている人が4割以上。それは間違いだ、とわかっている人は約2割、という結果があります。

細菌を殺す抗菌薬は、ウイルスが原因の風邪などには効果がありません。効果がないだけではなく、下痢などの副作用の恐れも。それはなぜでしょう。そして、ホームヘルパーとして知っておきたいことは?抗菌薬と抗生物質の違いは?

今回は、抗菌薬について基本的な知識をお届けします。

本誌では、このようにホームヘルパーとして知っておきたいポイントを実際のケアで気をつけるべき行為とあわせて解説していきます。ぜひ日々のケアの参考にしてください。

堀 美智子
薬剤師。帝京大学薬学部医薬情報室を経て、1998年医薬情報研究所/(株)エス・アイ・シー設立に参画。現在は医薬情報部門責任者。東京・八王子「公園前薬局」店頭にも立ち、生活者の視点から医薬情報を発信している。著書に『介護職必携! お年寄りの薬おたすけブック』(メディカ出版)、『処方せん・店頭会話からの薬剤師の臨床判断』(じほう)などがある。

 

イラスト/佐藤加奈子

この記事は『へるぱる 2020年11・12月号』に掲載されています

研修特集は「感染対策」。世界中がコロナに翻弄される今、訪問介護の現場で気をつけるべきことは何か。厚生労働省のYouTube「訪問介護職員のためのそうだったのか! 感染対策!」で製作リーダー・ナレーションを担当されている、聖路加国際大学の山田雅子先生に教えていただきます。気をつけるべきことは、“ウイルスを持ち込まない 受け取らない”こと。実際のサービスの流れ、手順に沿ってポイントを解説しながら詳しく見ていきます。

巻頭特集は「チームケアで介護力を高める」。理想的なチームケアのあり方とは? 利用者、家族、サ責、ケアマネ、ホームヘルパー、主治医、デイサービスの職員と、さまざまな立場の視点も見ながら、具体的なケースを考えます。

そのほかにも、あいまいゾーン、老計第10号、料理レシピなど人気連載満載でお届けする充実の1冊です。

発売日 2020年10月1日 本体価格 1,764円+(税)

へるぱる2020年11・12月号

特集内容

巻頭特集

チームケアで介護力を高める

研修特集1

ウイルスを持ち込まない 受け取らない

感染対策

研修特集2

早く気づく 報告する

虐待防止のために何ができるか?

  • やってしまいがちな実例で考える
    介助術[第5回]
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第11回]
  • 働きやすい職場づくり[第5回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[番外編]
  • 高齢者の薬&生活への影響[第3回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • ホームヘルパー奮闘体験
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例でわかる、応用できる!
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
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