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やってしまいがちな実例で考える「介助術」 第5回 排泄介助

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やってしまいがちな実例で考える「介助術」 第5回 排泄介助

日々のサービスを行うなかで、ついやってしまいがちで、実は利用者とのコミュニケーションがうまくいかない原因になっているような行為を、毎号、テーマごとに解説。NG例とOK例を、イラストで分かりやすくお見せします。

NGとOK。その違いは何だと思いますか?

ズボンや下着を下ろす介助では、なるべく露出が少ないように配慮することを心掛けましょう。バスタオルはプライバシーへの配慮だけでなく保温の効果もあります。太ももの半分くらいの位置までズボンと下着を下ろしたら、便座に座ってもらい、バスタオルをかけ、バスタオルの下で途中まで下ろしたズボンと下着を必要なところまで下ろします。

本誌では、他にも様々な、「排泄介助」に関する場面で、やってしまいがちな実例を取り上げて解説していきます。

監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。

 

イラスト/竹口睦郁