老計第10号は、訪問介護サービスの基本といえる法令です。へるぱるでは、細かく読み解くことで訪問介護に求められているケアのあり方を「自立支援」と「重度化防止」の観点から解説していきます。今回は、ベッドメイクと、衣類の整理・被服の補修について、です。
上のイラストは一連の流れの中で大切になってくる「自立支援ポイント」のイラストです。
他にも、このシーンでは
- シーツ交換することを説明し、利用者から同意を得る
- 交換するシーツなどを利用者に選んでもらう
………などの自立支援ポイントがあります。
本誌では、更に細かく、順を追って解説していきます。
監修/松川竜也
一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長、沖縄県子ども生活福祉部高齢者福祉介護課統括アドバイザー、ツツイグループ医療法人徳寿会顧問。これまで厚生労働省老人保健健康増進等事業における委員や平成27年度改正に伴う介護支援専門員研修実務・専門・主任課程のカリキュラム策定などに携わる。
イラスト/さややん。
この記事は『へるぱる 2021年1・2月号』に掲載されています
巻頭特集は「看取りケアを支えられるホームヘルパーに」。実際に経験された方も、経験されたことのない方も、特別なことだと思うことが多いのではないでしょうか。監修の松井奈美先生は、「いつものケアの延長線上に考えてほしい」とおっしゃいます。利用者の自立を目指し、よりよい暮らしをサポートするという、訪問介護に求められる本質は変わらないのだから、と。そのうえで、家族や他の職種と連携していくことや、変化していく利用者の状態に応じた支援ができるよう、知識や心構えを身につけ、その日が来た後には、ホームヘルパー自身の心のケアも大切です。『へるぱる』では、今号を「心構えと気持ちのケア編」とし、次々号の5・6月号では具体的な身体介護の方法などをお伝えする予定です。あわせて活用していただければ、と思います。
また、研修特集①は「コロナ禍だからこそ大切にしたい“口腔ケア”」です。口は感染症の入り口であり出口である、と言われています。感染を恐れる気持ちから口腔ケアの訪問サービスを遠ざけたり、歯科受診をためらうことによって高齢者の全身状態が悪化することが心配されています。注意すべき点をしっかり押さえて、ホームヘルパーも利用者も感染症にかからない&かからせないための注意点をおさえましょう。
研修特集②は「利用者の権利も守る! よりよいサービスは倫理・法令遵守から」です。イラストなどを豊富にわかりやすく解説します。
発売日 2020年12月1日 定価 1,940円(本体1,764円+税10%)

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看取りケアを支えられるホームヘルパーに
-心構えと気持ちのケア編-
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コロナ禍だからこそ大切に
口腔ケアで感染症にかからない&かからせない
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利用者の権利も守る!
よりよいサービスは倫理・法令遵守から
- やってしまいがちな実例で考える
介助術[第6回]
- 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
老計第10号[第12回]
- 働きやすい職場づくり[第6回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第10回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第4回]
- 障害のある人への支援
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
知っとこ! 介護ニュース
- ホームヘルパー奮闘体験
- 愛すべきヘルパーな日々
- 実例でわかる、応用できる!
訪問介護の書類の書き方
- バックナンバー販売店リスト
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