老計第10号は、訪問介護サービスの基本といえる法令です。へるぱるでは、細かく読み解くことで訪問介護に求められているケアのあり方を「自立支援」と「重度化防止」の観点から解説していきます。今回は、「2-6 買い物・薬の受け取り」です。
上のイラストは一連の流れの中で大切になってくる「自立支援ポイント」のイラストです。
他にも、この買い物のシーンでは
- 利用者の商品に関するこだわりや好みを確認する(自立支援ポイント)
- レシート内容と品物、釣り銭が合っているか、利用者と共に確認する(自立支援ポイント)
などを取り上げます。
本誌では、更に細かく順を追って解説していきます。
監修/松川竜也
一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長、沖縄県子ども生活福祉部高齢者福祉介護課統括アドバイザー、ツツイグループ医療法人徳寿会顧問。これまで厚生労働省老人保健健康増進等事業における委員や平成27年度改正に伴う介護支援専門員研修実務・専門・主任課程のカリキュラム策定などに携わる。
イラスト/さややん。
この記事は『へるぱる 2021年5・6月号』に掲載されています
巻頭特集は「看取りケアを支えられるホームヘルパーに② ~訪問介護職ができる身体介護編~」。2021年1・2月号で大きな反響をいただいた「看取りケア① ~心構えと気持ちのケア~」に続く第2弾です。「医療職ではない自分たちに、看取りケア、それも身体介護は難しいのでは」と思っている介護職の方もいるかもしれません。ですが、利用者や家族を最も近くで支え観察し、関わる他職種に“必要な情報を伝える”ことも大切な身体介護です。今号の巻頭特集では、その観点から病気によって異なる患者の傾向を学び、ほかにも「むくみ」「不眠」「皮膚トラブル」などの症状と介護のポイントなども具体的に解説しながら、看取りケアに関わる専門職としてのホームヘルパーの役割を考えます。また、巻末には「高齢者の皮膚トラブル」を掲載。褥瘡、スキン-テアなど、高齢者に多い皮膚の状態を写真付きで解説します。特集とあわせて、ケアの参考にしていただけたら、と思います。
研修特集としては、気温の高くなる季節にリスクが高まる「食中毒予防」、どうしても無くならない「クレーム・苦情対応」の2つを掲載。今号も豊富な内容で、研修や日々のケアに役立つテーマを厳選しました。
『へるぱる』は、おかげさまで創刊から5周年目を迎えました。「うちの事業所の1年の研修計画は、へるぱるの年間計画を見てから決めることにしているよ」と、訪問介護事業所の方に言っていただけるようになり、少しはお役に立てているのかな、と編集部一同、感謝と嬉しさで一杯です。1年以上続いているコロナ禍においても、最前線で介護の現場をプロとして誇り高く支えていらっしゃる皆様に、取材でお会いするたびに尊敬と感謝の気持ちを抱きます。そんな皆様にとって有益な情報をお届けし続けられるよう、これからも精一杯、誌面を作ってまいりたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
発売日 2021年4月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)
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看取りケアを支えられるホームヘルパーに②
訪問介護職ができる身体介護編
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知識と工夫で利用者の健康を守る!
食中毒予防
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予測し、ルールを作り、備える
クレーム・苦情対応
- うつらない うつさない
介助術 新型コロナウイルス感染症予防の観点から[第2回]
- 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
老計第10号[第14回]
- コロナ禍における
働きやすい職場づくり[第2回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第12回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第6回]
- 利用者・家族等からのハラスメント[第2回]
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
知っとこ! 介護ニュース
- 愛すべきヘルパーな日々
- 実例をもとに考える
訪問介護の書類の書き方
- バックナンバー販売店リスト
- へるぱるフレンド大募集
- 高齢者の皮膚トラブル
- 高齢者でも食べやすい 時短レシピ
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