利用者の多くは、何かしらの疾患をもち、薬を使用しながら生活しています。ホームヘルパーとして、利用者が使用している薬への理解を深めることはよりよいサービスにつながります。この連載では、薬の基本的情報に加え、その薬が生活にどう影響するのかを解説します。
睡眠には心と体の疲れを回復する効果があり、生きるうえで大事な生活の営みです。しかし高齢者は不眠などの悩みを抱えている人も多く、その際処方されるのが“睡眠薬”です。利用者が服用している睡眠薬の性質や、市販されている睡眠改善薬と処方されている睡眠薬の違い、また生活するなかでホームヘルパーができる支援など、を本誌ではわかりやすく学んでいきます。
堀 美智子
薬剤師。帝京大学薬学部医薬情報室を経て、1998年医薬情報研究所/(株)エス・アイ・シー設立に参画。現在は医薬情報部門責任者。東京・八王子「公園前薬局」店頭にも立ち、生活者の視点から医薬情報を発信している。著書に『介護職必携! お年寄りの薬おたすけブック』(メディカ出版)、『処方せん・店頭会話からの薬剤師の臨床判断』(じほう)などがある。
イラスト/佐藤加奈子
この記事は『へるぱる 2021年7・8月号』に掲載されています
巻頭特集は「コロナ禍での事業所内研修どうしてる?」です。“同じ場所に集まって研修を受ける”ことが難しくなった中で、訪問介護事業所の研修でも、自宅から参加できるオンライン研修などを活用するケースが増えたと思います。既に実践している事業所の様々な工夫や、おこなったことで見えてきた課題などを、6つの事業所に詳しく教えていただきました。
コロナ禍での事業所内研修、コロナ禍での熱中症対策、コロナ禍での介助術。今号だけでも、『へるぱる』の中には、“コロナ禍での”と銘打って複数の記事を掲載しています。利用者の生活を最前線で支えるホームヘルパーの皆様におかれましては、この状況だからこそ、気になることや気にしなくてはならないことが多くなり、神経を使う場面が増えていらっしゃることと思います。科学的な根拠に基づいた工夫、専門家の目で見た現場への提案、など、最新の考え方を、専門誌ならではの視点でお届けしていきます。
研修特集は「熱中症の予防」「倫理・法令遵守、プライバシー保護」の2企画です。『へるぱる』は、訪問介護の現場で役立つ様々なテーマを、今の時代ならではの新しい視点で考えていきます。
発売日 2021年6月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)

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知りたい! 聞きたい!
コロナ禍での事業所内研修どうしてる?
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救命救急の医師に学ぶ
熱中症の予防&緊急時対応
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訪問介護職としての意識を高める
倫理・法令遵守、プライバシー保護
- うつらない うつさない
介助術 新型コロナウイルス感染症予防の観点から[第3回]
- 老計第10号からひもとく
訪問介護計画書の考え方と書き方[第1回]
- コロナ禍における
働きやすい職場づくり[第3回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第13回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第7回]
- 利用者・家族等からのハラスメント[第3回]
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
知っとこ 介護ニュース
- こうしたらうまくいった! ホームヘルパー奮闘体験
- 愛すべきヘルパーな日々
- 実例をもとに考える
訪問介護の書類の書き方
- バックナンバー販売店リスト
- キラキラ へる★ぱる
- へるぱるPICK UP
- 高齢者でも食べやすい 食欲がない人へのレシピ
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