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訪問介護ならではの接遇について考えよう!

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訪問介護ならではの接遇について考えよう!

訪問介護は、施設での介護とは以下の2点で大きく違い、独特の配慮が求められる事業です。ポイントを押さえたうえで、私たちに求められていることを考えてみましょう。

利用者の自宅で介護する

  • 自宅=プライベートな場所
  • 利用者のプライバシーに立ち入るので、より厳しい目で見られがち
  • 利用者宅の生活やルールを尊重する必要がある
  • 家族や近所への気遣いも一層求められる

など

 

基本的にひとりで介護する

  • 他のスタッフがいないので自分のやり方・考え方に傾きがち
  • スタッフ同士のチェック機能がない
  • 利用者・家族との距離が近く、なれなれしくなってしまいがち

など

だからこそ……
介護のプロとして、接遇へのより高い意識が求められます
私たちの仕事は、プライバシーに深く関わり細やかな配慮が求められる一方、一対一の関係でサービスを行うため、他人の目が入りにくい特殊な環境に置かれています。そのため、接遇に対する個々のスキルを常に磨く必要があります。

 

監修/濱島しのぶ
株式会社しのコーポレーション代表取締役。接遇アドバイザー。全日本空輸(ANA)株式会社客室乗務員、特別養護老人ホーム介護主任兼教育担当等を経て、2007 年より現職。

文/元井朋子 イラスト/尾代ゆうこ

この記事は『へるぱる 2018年3・4月号』に掲載されています

今号の研修特集は「初心者もベテランも見直そう! 訪問時の心得」です。「実はみんな困ってる! 大きな人の移動・移乗」、「信頼&コミュニケーションが深まる『接遇』できていますか?」など。イラスト解説で、楽しく確認できます。
研修特集以外にも、「実例集 アセスメント表」のほか、あいまいゾーン、介護保険改正から医療の知識、食材がないときのお助けレシピまで、訪問介護で必要な情報をイラストと写真で解説しています。
『へるぱる』は、2018年から年6回発行・偶数月1日発売に変わりました。

へるぱる2018年3・4月号

特集内容

巻頭特集

初心者もベテランも見直そう!

訪問時の心得

研修特集1

実はみんな困ってる!

大きな人の移動・移乗

研修特集2

信頼&コミュニケーションが深まる

接遇できていますか?

  • もう悩まない!
    サービス中のあいまいゾーン[第5回]
  • 「老計第10号」ポイントはここ![第1回]
  • 基本の介助術[第1回]
    清拭・部分浴をマスターしよう!
  • ホームヘルパーが知っておきたい!
    医療の知識[第4回]―排尿にまつわるトラブル―
  • 2018年 介護保険制度改正で訪問介護はどうなる?[第1回]
  • サービス提供責任者がイキイキ
    働きやすい事業所づくりの秘訣[第1回]
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ ―愛すべき ヘルパーな日々―
  • 実例集[第1回]アセスメント表
    アセスメントのコツ
  • おたよりお待ちしてます!
  • 訪問しました!
    キラキラ へる★ぱる
  • へるぱるPICK UP
  • 切り取って使えます!
    食材がないときのお助けレシピ
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