訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

障害受容のプロセスに応じて接する技術

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障害受容のプロセスに応じて接する技術

利用者の多くは、ある日突然、急な下り坂を転げ落ちるようにして病気にかかります。その結果、今までの健康的な生活が一変し、要介護状態になります。

その場合、ほとんどの人はショック状態になると言われています。そこからどのような過程(プロセス)をたどって日常生活を取り戻していくのかを解説したのが上図です。

このプロセスは、一方向に向かって進んでいくとは限らないとされています。適応に至ったと思いきや、否認状態に戻ってしまったり、また前向きになれたりと、いくつかの過程を繰り返しながら再起に向かっていきます。

ですから、私たちが利用者とコミュニケーションを取るときには、その人が「障害受容のプロセス」においてどの段階にいるのかを、日ごとに見極めて接する必要があります。難しそうに感じますが、意外と相手の感情はわかるもの。利用者宅を訪問して、挨拶を交わす際に、「今日はどんな気分なのか」を意識して感じ取りましょう。

本誌では具体的な事例から利用者への接し方を紹介しています。

 

監修・執筆/能本守康
介護福祉士、主任介護支援専門員、相談支援専門員、日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー、日本介護支援専門員協会常任理事、(株)ケアファクトリー代表取締役などを務める。著書に『Q&A 訪問介護サービスのグレーゾーン 改訂版』(ぎょうせい)などがある。

この記事は『へるぱる 2019年3・4月号』に掲載されています

巻頭特集は、「利用者とのコミュニケーションを見直そう」。訪問介護という仕事ならではの利用者との関係作りのコツを、実例をあげながら解説します。他にも、「医療の現場に聞く 感染対策」と、「プライバシーの保護」を、研修特集としてお届け。

老計第10号の解説、身体介助術、料理レシピ、書類の実例集、などの好評連載も、更にパワーアップしました! 読者からの要望が多かった“障害福祉サービス”についての連載もスタートします!

へるぱる2019年3・4月号

特集内容

巻頭特集

利用者との

コミュニケーションを見直そう!

研修特集1

医療の現場に聞く

感染対策これが大切!

研修特集2

利用者目線で考える

プライバシーの保護とは?

  • 症状別介護の基本[第1回]
    ─パーキンソン症状─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第1回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第1回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第1回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け
    知っとこ! 介護ニュース
  • 知っておきたい
    障害者への支援 いろはの“い”
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
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