虐待防止に関する研修や認知が広まっているにもかかわらず、介護職による虐待が増えているのはなぜでしょうか。
「好きで虐待している人はいません。日々の業務のなかでストレスや疲労がたまり、それが虐待につながってしまうと考えられます」と、当企画の監修者であり、高齢者虐待に詳しいNPO法人「となりのかいご」代表理事の川内潤さん。そこで、
本誌『へるぱる11・12月』では、簡単に実施できる「メンタルチェックリスト」を掲載しています。まずは、あなたのメンタルをチェックしてみませんか。
監修/川内潤
NPO法人「となりのかいご」代表理事。外資系コンサル会社、在宅・施設介護職員などを経て、2008年に市民団体「となりのかいご」設立。2014年にNPO法人化。介護支援コンサルティング、介護相談、介護や虐待防止に関する講演・セミナーなどをおこなう。著書に『もし明日、親が倒れても仕事を辞めずにすむ方法』(ポプラ社)がある。
イラスト/福井典子
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介護職の“心の余裕”が虐待を防ぐ②
この記事は『へるぱる 2021年11・12月号』に掲載されています
巻頭特集の「新型コロナウイルス対応 みんなどうしてる? Q&A」は、読者の方に半年ほど前からアンケートをお願いして、進めてきた企画です。本が出る頃、この感染状況が落ち着いていることを願いながら取り掛かりましたが、現実は、世の中も訪問介護現場も長期にわたる対応に疲れています。他の事業所はどういう対応をおこなってきたか、どういう基準を設けているのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。この特集では、現場にいる読者の方の声だけでなく、実際に利用者や訪問介護職に陽性者が出た場合の対応なども詳しく掲載しました。最前線で闘う訪問介護職の方に少しでもお役に立つことを祈っています。
また、研修特集は「虐待防止」と「緊急時の対応」を取り上げます。“虐待は介護職の心の余裕が防ぐもの”と話してくださった監修の川内氏にお話を伺い、改めてこのテーマについて考えています。
その他にも最新の情報満載でお届けします。『へるぱる』が事業所の皆様の考えるきっかけや材料になりますように。
発売日 2021年10月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)
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新型コロナウイルス対応
みんなどうしてる? Q&A
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介護職の“心の余裕”が
虐待を防ぐ
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医療職に伝える力を磨いて
緊急時に備える
- うつらない うつさない
介助術 新型コロナウイルス感染症予防の観点から[第5回]
- 老計第10号からひもとく
訪問介護計画書の考え方と書き方[第3回]
- コロナ禍における
働きやすい職場づくり[第5回]
- 事例から考える
あいまいゾーン[第15回]
- 高齢者の薬&生活への影響[第9回]
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