日常生活において自分でできないことが増えて、やむを得ず介護を必要としている利用者。介護を受ける際には、最もプライベートな場所である自宅や、自分の体を他人に見られ、干渉されるという精神的な辛さが伴います。ホームヘルパーはその気持ちを理解し、利用者のプライバシーを守る配慮をすることが求められます。
例えば、多くの事業所が業務で使用しているスマートフォンやタブレット。持ち運びが簡単にでき、事業所との連絡も円滑に行えてとても便利になりましたが、その分、漏えいのリスクも大きくなりました。どんなことに注意して使用すればよいのでしょうか。うっかり、通信費が安くなるから、と、公共のフリーWi-Fiに接続していませんか?
本誌では、事例に沿って“具体的なチェックポイント”をサービスの前後も含めてあらゆる場面ごとに考えていきます。誌面で具体例に沿って見ておくと、リスクの起こりやすい場面が想像できると思います。ぜひ事業所の皆様でご活用ください。
監修/青木宏心
社会福祉法人喜寿福祉会理事。桜美林大学老年学総合研究所連携研究員。高齢者福祉のケアワーカーを皮切りに、ソーシャルワーカー、大学准教授を経て2015年度より現職。近年は特定技能外国人の受け入れにも関わり、年2回カンボジアのプノンペンにて集中講義を展開している。モットーは“現場は宝の山”。
イラスト/浅羽ピピ
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この記事は『へるぱる 2022年3・4月号』に掲載されています
巻頭特集は“「もう限界!」になる前に予防 心と体のモヤモヤ&疲れ”。コロナ禍で、今まで以上に多くのストレスを抱えて仕事に向き合うことが増えている方も多いと伺っています。しかし、ストレスをため過ぎてしまうと、心も体も疲弊してしまいます。心と体の両方から自分に優しくすることを習慣にする、その方法を一緒に考え、提案&実践する特集です。
研修特集は「安心感を持ってもらえる“接遇”を目指そう」「プライバシーの保護」の2本立て。どちらも事業所内研修に欠かせないテーマを掲載しています。
また、毎号好評の「介助術」「あいまいゾーン」は内容をリニューアルし、新連載「サービス提供責任者のお仕事」もスタート! 2022年度も様々なテーマを、今の時代ならではの切り口で毎号掲載していきます。
発売日 2022年2月1日 定価 2,000円(本体1,819円+税10%)

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「もう限界!」になる前に予防
心と体のモヤモヤ&疲れ
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安心感を持ってもらえる
接遇を目指そう
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改めて考える
プライバシー保護はなぜ大切なのか
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