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「認知症ケア」その前に改めて考えたいこと①

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「認知症ケア」その前に改めて考えたいこと①

誰でも、「あなたはこんな人」と決めつけられるのは嫌なものです。それは認知症の人も同じ。しかし、認知症の人たちは長い間、世間から一方的なレッテルを張られてきました。介護の専門職であっても、認知症の人には特徴的な姿があり、共通する対応法があると思い込んでいたりします。でも、果たしてそれは本当でしょうか。

専門職だけでなく、一般の人にも認知症に関する知識やイメージが浸透している現代。「認知症の人への対応法」というものの見方でよいのかを含めて、今回はそういった話のもっと手前の部分について、一度立ち止まって考えてみたいと思います。

認知症に対するよくある思い込みやイメージを事業所内で話し合うことから始め、認知症の「症状」って?「物忘れ」ってどういうこと?など、さまざまな疑問を考える研修です。誌面では、グループワークや問いかけ、プラスα情報なども掲載し、考える構成にしています。ぜひご活用ください。

監修/木之下徹
のぞみメモリークリニック 院長。東京大学医学部保健学科、山梨医科大学卒業。2001年、「こだまクリニック」を開設。認知症専門の訪問医療に携わる。2014年、東京・三鷹に認知症専門外来・訪問診療「のぞみメモリークリニック」を開設。著書に『認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由』(講談社)。

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「認知症ケア」その前に改めて考えたいこと②(2023/3/21公開予定)

この記事は『へるぱる 2023年3・4月号』に掲載されています

3・4月号から、新たに2023年度が始まります。
年度初めの特集は「利用者・家族からのハラスメント対策」。介護業界において、離職にもつながる大きな問題のひとつです。『へるぱる』では“ホームヘルパーを1人で悩ませないために”を切り口に、事業所としてできる対策を考えます。また、研修は「接遇 ~言葉づかいを見直そう~」と、「認知症ケア ~その前に改めて考える~」の2つを取り上げました。毎年必須の研修テーマを、新しい視点で見直し、研修を行う人も受講する人も、新たな気持ちで向き合えるよう、今年は研修のページには“すすめ方ガイド”を新設します。お手元で見ながら、研修を進める際に話のネタになったり、役立つポイントだったり、を掲載しますので、ご活用いただけたら嬉しいです。
その他にも、「あいまいゾーン」「〇×で読み解く老計第10号」「福祉用具を使った介助術」「料理レシピ」など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2023年2月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2023年3・4月号

特集内容

巻頭特集

ホームヘルパーを1人で悩ませない

利用者・家族からのハラスメント対策

研修特集1

接遇の基本
「言葉づかい」を見直そう

研修特集2

「認知症ケア」
その前に改めて考えたいこと

  • 日頃の感謝を込めてプレゼント
  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第1回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第1回]
  • あらためて学ぼう!
    サービス提供責任者のお仕事[第7回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • 利用者がよく使う薬の知識Q&A <降圧薬>[第1回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
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