訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

接遇の基本「言葉づかい」を見直そう②

記事

  • 5つの原則
  • 事業所内研修
  • 態度
  • 挨拶
  • 接遇
  • 研修
  • 研修資料
  • 表情
  • 言葉づかい
  • 身だしなみ
接遇の基本「言葉づかい」を見直そう②

見下したり、悪意があったりする訳ではなく、逆に利用者を思うからこそ、あえてタメ口を使っているという人もいるかと思います。そうした際によく聞く声として、
●耳が遠かったり、認知症で伝わりにくかったりするから
があります。

そのような場合でも、「敬語よりもタメ口の方が伝わる」「タメ口を使った方が、利用者にとって有益だ」という根拠を示し、ケアプランに記載してもらい、利用者や家族の同意を得たうえで対人コミュニケーションの技術のひとつとして、適切に使うようにしましょう。
それができないのであれば、上記のような理由があったとしてもタメ口を使うべきではありません。

本誌では、「タメ口を使うことによるリスク」についても取り上げています。さらにワークショップも盛り込み、研修に役立つ内容になっています。ぜひご覧ください。

監修/山中慎太郎
岡山県倉敷市を拠点に、高齢者施設や保育園など20以上の事業所を擁する社会福祉法人 四ツ葉会の理事長。YouTubeチャンネル「介護学部マニア学科」も運営し、介護・福祉全般のノウハウを解説。現場に即した内容が好評を得ている。

 

イラスト/関口紀子

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この記事は『へるぱる 2023年3・4月号』に掲載されています

3・4月号から、新たに2023年度が始まります。
年度初めの特集は「利用者・家族からのハラスメント対策」。介護業界において、離職にもつながる大きな問題のひとつです。『へるぱる』では“ホームヘルパーを1人で悩ませないために”を切り口に、事業所としてできる対策を考えます。また、研修は「接遇 ~言葉づかいを見直そう~」と、「認知症ケア ~その前に改めて考える~」の2つを取り上げました。毎年必須の研修テーマを、新しい視点で見直し、研修を行う人も受講する人も、新たな気持ちで向き合えるよう、今年は研修のページには“すすめ方ガイド”を新設します。お手元で見ながら、研修を進める際に話のネタになったり、役立つポイントだったり、を掲載しますので、ご活用いただけたら嬉しいです。
その他にも、「あいまいゾーン」「〇×で読み解く老計第10号」「福祉用具を使った介助術」「料理レシピ」など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2023年2月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2023年3・4月号

特集内容

巻頭特集

ホームヘルパーを1人で悩ませない

利用者・家族からのハラスメント対策

研修特集1

接遇の基本
「言葉づかい」を見直そう

研修特集2

「認知症ケア」
その前に改めて考えたいこと

  • 日頃の感謝を込めてプレゼント
  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第1回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第1回]
  • あらためて学ぼう!
    サービス提供責任者のお仕事[第7回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • 利用者がよく使う薬の知識Q&A <降圧薬>[第1回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
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