訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

自分自身と向き合おう

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自分自身と向き合おう

利用者をアセスメントし、理解するよう努めてケアにあたっている管理者、サービス提供責任者、訪問介護職のみなさん。自分自身のことはどれぐらい理解できていますか? 今年度の『へるぱる』では、自分自身と向き合い、自分への理解を深め、ステップアップにつなげていくページを設けました。

自分自身について改めて考えてみる

わかっているようで、実はあまり考えたことがない自分自身のこと。ここではなぜ自分を知る必要があるのかを考え、自分に対する質問を通して自分の内面を改めて見つめてみます。

今号では、まず「エゴグラム」を使って、自分のこころを知っていきます。「エゴグラム」とは、自分の自我(エゴ)の状態を知る心理検査。いわば、自分の「強み」「弱み」を把握するためのものです。気楽に、聞かれた50問の質問にパッと直感で「はい」「いいえ」で答えていきます。例えば「時間を守らないことは嫌です」「人をほめるのが上手です」「よく笑います」など、簡単なものばかり。

誌面には、その50問の質問の答えと、書き込むための表を掲載。そこから見えてくる自分のことをタイプに分けて見ていきます。
担当編集者も、もちろん全問に答えてみました。「へ~、私ってこんな面があるの?」ということがわかって新鮮な発見もありました。ぜひ、事業所のみなさんで取り組んでみてはいかがでしょうか。

監修・執筆/宮下公美子
社会福祉士、公認心理師、臨床心理士。高齢者介護を中心に、地域づくり、認知症ケア、介護現場でのハラスメント等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材活動をしつつ、社会福祉士として認知症のある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士、また、某市の介護保険運営協議会委員も務める。著書に『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)などがある。

 

イラスト/しまだ・ひろみ

この記事は『へるぱる 2023年5・6月号』に掲載されています

介護過程において「アセスメント&モニタリング」は、ケアの基礎としてとても重要なものですが、決まった様式が存在せず、「これでよいのか?」「何がポイントか?」など、悩みやすい工程と思われる方も多いのではないでしょうか。今号の『へるぱる』では、この悩みの解決につながる考え方を特集「アセスメント&モニタリング 4つの心がけ」でご紹介します。
研修企画は「プライバシーの保護」「食中毒予防」の2本。特に食中毒予防は、この時期に欠かせないテーマではないでしょうか。前号から初めて登場した、研修のすすめ方ガイドページも更に使いやすくなりました。
その他にも、「あいまいゾーン」「〇×で読み解く老計第10号」「福祉用具を使った介助術」「奮闘体験」「料理レシピ」など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2023年4月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2023年5・6月号

特集内容

巻頭特集

すべてのケアの基礎だから改めて考える

アセスメント&モニタリング 4つの心がけ

研修特集1

利用者・家族の声から考える

プライバシーの保護

研修特集2

基本を守って利用者を守る!

食中毒予防の3原則

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第2回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第2回]
  • あらためて学ぼう!
    サービス提供責任者のお仕事[第8回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • 自分自身と向き合おう[第1回]自分自身を知る
  • ホームヘルパー奮闘体験
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
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