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標準予防策の具体的な方法~個人防護具

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標準予防策の具体的な方法~個人防護具

「個人防護具」というのは、マスクや手袋、エプロン、眼鏡やゴーグルなど、感染予防のために身につけるもののこと。個人防護具を着脱することで、「自分の身を守り、自分自身が媒介者となって、利用者から利用者へと感染を広げる」ことを防げます。

標準予防策の考え方に基づき、血液、体液、分泌物、排泄物、粘膜、傷のある皮膚などに直接接触することを防ぐために、必要に応じて組み合わせて使います。

マスク

血液や体液、分泌物、排泄物などが口や鼻に飛散する心配があるときや、せきやくしゃみ、会話で飛んだ唾液などからの飛沫感染を予防するために使います。

エプロンなど

血液や体液、分泌物、排泄物などが衣類に飛散する心配があるときなど、ウイルスや細菌が衣類に付着しないように着用します。

手袋

血液や体液、分泌物、排泄物などの処理をするとき、体位変換や入浴介助などのケアで血液や体液、分泌物、排泄物などに接触する場合に使用します。利用者ごとに使い捨てにしましょう。

本誌では感染症を発症している利用者と接する際の「標準予防策」+「経路別予防策」等役立つ対策を詳しく紹介しています。

 

監修/西川美由紀
日本赤十字社医療センター 看護部 感染管理認定看護師 副師長
東京医療保健大学大学院感染制御実践看護学講座、日本赤十字社助産師学校、心身障害児総合医療養育センター養育研修所などの非常勤講師を務める傍ら、2018年より東京医療保健大学大学院感染制御学博士課程在学中。

取材協力/株式会社ナース・ステーション
(事業本部長 関口真充 看護部長 鈴木加津美)

取材・文/植田晴美 イラスト/しまだ・ひろみ

この記事は『へるぱる 2019年3・4月号』に掲載されています

巻頭特集は、「利用者とのコミュニケーションを見直そう」。訪問介護という仕事ならではの利用者との関係作りのコツを、実例をあげながら解説します。他にも、「医療の現場に聞く 感染対策」と、「プライバシーの保護」を、研修特集としてお届け。

老計第10号の解説、身体介助術、料理レシピ、書類の実例集、などの好評連載も、更にパワーアップしました! 読者からの要望が多かった“障害福祉サービス”についての連載もスタートします!

へるぱる2019年3・4月号

特集内容

巻頭特集

利用者との

コミュニケーションを見直そう!

研修特集1

医療の現場に聞く

感染対策これが大切!

研修特集2

利用者目線で考える

プライバシーの保護とは?

  • 症状別介護の基本[第1回]
    ─パーキンソン症状─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第1回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第1回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第1回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け
    知っとこ! 介護ニュース
  • 知っておきたい
    障害者への支援 いろはの“い”
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