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福祉用具を使った1人ひとりの介助術【車いす】

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福祉用具を使った1人ひとりの介助術【車いす】

車いすは利用者の移動手段としてだけでなく、いすの機能も備えた福祉用具です。ソファは安楽ではありますが、立ち上がりや食事などの作業をすることが難しくなります。しかし車いすなら安定した姿勢を作ることができ、食事、作業、安楽な姿勢などさまざまな場面で幅広く利用することができます。1人ひとりの利用者がどのような目的で車いすを利用するのか把握しておくことはもちろんですが、どのような場面であれ、介助者に常に気にかけてもらいたいのは、利用者の座り姿勢です。姿勢が崩れていると、転落や衣類の巻きこみ事故だけでなく、褥瘡や関節変形などの二次障害を引き起こしたり、食事の場面では飲みこみが悪くなったり、食事をこぼしたりする原因にもなります。正しく座れているかどうかをよく観察しましょう。

誌面では、利用者が実際に車いすを使用している写真も掲載して実例を紹介し、詳しく解説をしています。ぜひ、参考にしてください。

監修/市川洌
早稲田大学理工学部卒業。東京都補装具研究所、東京都福祉機器総合センターで福祉機器の研究等に従事したのち福祉技術研究所株式会社を設立。高齢者・障害者に対する各種福祉用具支援やコンサルティング、福祉関連従事者に対する福祉用具支援を中心とした講習会・講演等を積極的におこなっている。著書に『ひとりひとりの福祉用具─福祉用具支援概論─』(日本工業出版)、『滑らせる介助の技術 スライディングシート・トランスファーボードの使い方』(中央法規出版)など多数。

 

イラスト/藤田侑巳

この記事は『へるぱる 2023年7・8月号』に掲載されています

2024年度の義務化まで、あと10か月! 皆さんの事業所ではBCP対策は進んでいますか? 今号のへるぱるでは、訪問介護事業所に適した作成のノウハウを3ステップで進められるよう解説していきます。具体的、かつ実際に作成した監修者ならではのポイント満載。ぜひ、策定に向けてご活用ください。
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発売日 2023年6月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2023年7・8月号

特集内容

巻頭特集

2024年度義務化に向けて

まだ間に合う!
BCP(業務継続計画)

研修特集1

そもそも倫理って何? 倫理観ってどう養う?

介護職の「倫理」を考える

研修特集2

医療従事者が伝えたい

看取りケアにおける
ホームヘルパーの役割

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第3回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第3回]
  • あらためて学ぼう!
    サービス提供責任者のお仕事[第9回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • 利用者がよく使う薬の知識Q&A[第2回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
  • すべて買えます! おすすめ災害対策グッズ
  • へるぱるPICK UP
  • 裏表がない肌着セットプレゼント!
  • 野菜を使い切る! 高齢者が食べやすい時短レシピ
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