訪問介護では数多くの書類を扱いますが、効率的に短時間で、しかも意義ある内容に仕上げるには、ちょっとしたコツが必要になります。ここでは、アセスメント表・介護計画・手順書・サービス提供記録・モニタリングシートという5つの重要書類について、実例をもとにしながら書き方のポイントをご紹介します。
今号ではUさん(65歳)の書類を取り上げます。下に掲載しているのは、サービス提供記録。自由記述欄の記述例は、改善例と共に「やってしまいがちな書き方」を掲載しています。
また、今号『へるぱる 2023 11・12月』の28ページからの研修②では、「サービス提供記録の書き方」を詳しく取り上げています。あわせて研修などにご活用ください。
本誌では、他にUさんの「アセスメント表」「訪問介護計画書」「手順書」「モニタリングシート」を取り上げています。他事業所の書類を見る気持ちで読み込んでみてください。
監修/柴田範子(しばた・のりこ)
NPO法人「楽」理事長として、「小規模多機能型居宅介護 ひつじ雲」、「身体障害グループホーム ひつじ雲」を運営する。川崎市高齢者保健福祉計画策定推進委員、川崎市住宅政策審議会委員。元・東洋大学ライフデザイン学部准教授。『イラストでわかる介護職のためのきちんとした言葉のかけ方・話の聞き方』など、著書も多数。