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利用者がよく使う「薬の知識Q&A」第5回 抗菌薬

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利用者がよく使う「薬の知識Q&A」第5回 抗菌薬

抗菌薬のこと、知っていますか?

利用者から「風邪ぎみなんだけど、余っている抗菌薬があるから飲んでもいいかしら?」と聞かれたことはありませんか?
ホームヘルパーは医療職ではないので、薬学的な専門知識を持つ必要はありませんが、こういう質問を利用者から受けることもあるのではないでしょうか。この連載では、利用者がよく使う薬にかかわる知識を、ポイントを絞って解説していきます。

抗菌薬は、細菌を原因とする感染症の治療のために処方される薬です。
風邪の原因の多くはウイルス。そのため、細菌に効果のある抗菌薬は、風邪をはじめとしたインフルエンザなどのウイルスが原因の感染症に対しては効きません。ウイルスに効果があるのは抗ウイルス薬です。

しかし、上の円グラフを見ると、その点を誤解している人は3分の1以上にのぼります。(2022年厚生労働省調べ。抗生物質とは、抗菌薬のうち生き物由来の物質から開発されたものです)

誌面では、他にも

  • そもそも抗菌薬ってなんだろう?
  • 気を付けたい飲み合わせ

などを丁寧に解説しています。この機会に、ぜひ確認してみてください。

監修/堀 美智子
薬剤師。帝京大学薬学部医薬情報室を経て、1998年医薬情報研究所/(株)エス・アイ・シー設立に参画。現在は医薬情報部門責任者。東京・八王子「公園前薬局」の店頭にも立ち、生活者の視点から医薬情報を発信している。著書に『介護職必携! お年寄りの薬おたすけブック』(メディカ出版)、『処方せん・店頭会話からの薬剤師の臨床判断』(じほう)などがある。

この記事は『へるぱる 2024年5・6月号』に掲載されています

「リーダーシップ」と聞くと、事業所やチームのリーダーにだけ必要なもの、と思うかもしれませんが、今号の『へるぱる』では、どんな立場の人でも介護の仕事の現場で活用できるのは勿論、私生活にも応用ができる「セルフ・リーダーシップ」の考え方をご紹介します。
研修テーマは①ICT時代に考えたいプライバシーの保護 ②訪問介護の「自立支援」と、注目度の高いテーマ2本をお届けします。その他にも、あいまいゾーン、介助術、料理レシピ、老計第10号、服薬の知識、書類の書き方、など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2024年4月1日 定価 2,090円(本体 1,900円+税10%)

へるぱる2024年5・6月号

特集内容

巻頭特集

訪問介護職が身につけたい

セルフ・リーダーシップ

研修特集1

ICT時代に考えたい

プライバシーの保護

研修特集2

訪問介護における

自立支援

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第8回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第8回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • みんなの事業所どうしてる?[第2回]
  • 薬の知識Q&A[第5回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
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