書類を作成する力が上がれば、情報共有の質が改善するなどして、結果的にサービスの質の向上にもつながっていきます。アセスメント表、ケアプラン&訪問介護計画書、手順書、サービス提供記録、モニタリングシートという5つの書類について、実例をベースにした具体的な書き方のポイントを学んでいきましょう。
今号ではSさん(97歳)の書類を取り上げます。下に掲載しているのは、サービス提供記録。自由記述欄の記述例は、改善例と共に「やってしまいがちな書き方」を掲載しています。
本誌では、他にSさんの「アセスメント表」「訪問介護計画書」「手順書」「モニタリングシート」を取り上げています。他事業所の書類を見る気持ちで読み込んでみてください。
監修/柴田範子(しばた・のりこ)
NPO法人「楽」理事長として、「小規模多機能型居宅介護 ひつじ雲」、「身体障害グループホーム ひつじ雲」を運営する。川崎市高齢者保健福祉計画策定推進委員、川崎市住宅政策審議会委員。元・東洋大学ライフデザイン学部准教授。『イラストでわかる介護職のためのきちんとした言葉のかけ方・話の聞き方』など、著書も多数。