訪問介護の利用者は、生活習慣病をはじめとする何らかの持病を抱えていることが多くあります。それらについて、どんなことが起こりやすいか、何に気をつけたいかを知っておくと、いざというときに役立つことがあります。
そこで『へるぱる2024 7・8月』では、高齢者に特に多い病気と既往症について、訪問介護職が押さえておきたいポイントを紹介しています。
代表的な病気をチェックしておきましょう
高齢になると、全身の機能低下や、長年に及ぶ生活習慣などを背景に、様々な病気にかかりやすくなります。本誌では、代表的なものを大きく4つに分けて取り上げています。
- 内臓の病気
- 脳の病気
- 運動機能の低下
- 精神疾患など
本誌では1~4のそれぞれについて、さらに詳しく解説しています。また、監修の遠矢先生に伺った「訪問時の着眼ポイント」も掲載しています。現場でお役立てください。
監修/遠矢純一郎
桜新町アーバンクリニック院長。総合内科専門医、日本在宅医学会指導医、スウェーデン・カロリンスカ医科大学 認知症ケア修士。1992年鹿児島大学医学部卒業。大学病院・公立病院などの勤務を経て、2000年用賀アーバンクリニック副院長。2004年から在宅医療に取り組み、2009年より現職。東京・世田谷を中心に、多職種チームによる在宅医療を実践している。主要著書に『引ける!わかる!高齢者の急変時対応』(技術評論社)がある。
イラスト/ササキサキコ
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