訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

声の大きさや話すスピードも接遇の重要ポイント

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声の大きさや話すスピードも接遇の重要ポイント

一般的に、明るくハキハキした話し方がよいとされていますが、高齢者に対しては配慮が必要です。高い声より低い声のほうが聞こえやすい、ゆっくり落ち着いた話し方のほうが聞き取りやすいという人が多いものです。

「高齢になると耳が遠くなるから」と、大声で話しかける人がいますが、これもより聞こえづらくしている場合があります。声のボリュームは普通でも、ゆっくり、言葉を区切りながら話すのが適切です。

大切なのは、話しているときに利用者の表情を観察すること。「聞き取りづらそうにしているかも」「理解できていないかも」と感じたら、声量やスピードを変えるなど、話し方を工夫しましょう。

本誌では研修で確認し合いたい接遇「5つの原則」をチェックリストと解説付きで紹介しています。

 

監修/柏瀬美奈子
ヒューマンライフケア株式会社・人事部 育成担当 ジュニアマネジャー。介護福祉士。施設介護、通所介護、訪問介護などの職を経て、人材育成、資格講座の講師を担当。2013年より現職に就き、研修企画、業務開発などに従事。これから「介護」を目指す人の熱い想いを支え、その教育・研修を提供することで、地域・社会への貢献を果たしている。

取材/坂口みずき イラスト/Kuma*Kuma

この記事は『へるぱる 2019年5・6月号』に掲載されています

巻頭特集は、「高齢者の栄養を考えよう」。高齢者の栄養不足が問題になっているなか、どういう栄養が必要なのか、高齢者のフレイルとはどのような状態か、プロの介護職として知っておきたい事は何か、を改めて考えます。

他にも、研修特集として「接遇の心得」のほか、サービス提供記録など現場で必須の「書類の書き方」を例文つきでお届けします。

へるぱる2019年5・6月号

特集内容

巻頭特集

要介護度をあげないために

高齢者の栄養を考えよう

研修特集1

初心とプロ意識を忘れない

「接遇」の心得

研修特集2

例文つき

読み手に伝わる、ケアに生かせる書類の書き方

  • 症状別介護の基本[第2回]
    ─関節リウマチ・変形性関節症─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第2回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第2回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第2回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け
    知っとこ! 介護ニュース
  • 知っておきたい
    障害者への支援 いろはの“い”
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
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  • 例文つき
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