訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

最新の動向と事例から学ぶ 虐待防止と身体拘束 ①

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最新の動向と事例から学ぶ 虐待防止と身体拘束 ①

「通報件数が増えている」という側面もありますが、介護職による高齢者虐待は、最新の調査結果(令和5年度)によると、過去最多で増加しました。
虐待の発生要因で最も多いのは「職員の虐待や権利擁護、身体拘束に関する知識・意識の不足」です。研修を通して知識を得るとともに意識を高めて、虐待防止に取り組むことが重要といえます。そこで、『へるぱる2025 5・6月』では、虐待防止と身体拘束を取り上げました。

虐待と聞くと身体的虐待を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、他にもいくつか類型があり、近年、「経済的虐待」の割合が増えています。その中には「虐待とは思わなかった」「この程度なら問題ないと思った」という事例も多くあります。例えば上のイラストのように、買い物代行で支払いをする際、自分のポイントカードをレジで出すことは虐待にあたると思いますか? それとも、問題ないでしょうか?
本誌では、上記の事例の考え方だけでなく、「経済的虐待」「身体拘束」の実例も紹介しています。ぜひ、事業所内研修でお役立てください。

 

監修/川崎裕彰
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。介護職を経て、地域包括支援センターで地域ケア会議のしくみの定着、高齢者虐待の対応など権利擁護業務などに従事。2019年かわさき社会福祉士事務所を開設し、虐待防止などの研修講師や事例検討のスーパーバイザーなどとして行政・医療・福祉・介護現場で活躍。一般財団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター。
イラスト/パント大吉

この記事は『へるぱる 2025年5・6月号』に掲載されています

創刊から続く連載「ホームヘルパー奮闘体験」は、読者の皆さまが奮闘の末に乗り越えた事例を本音で語ってもらい大人気になりました。今号はその拡大版を新たな事例の詳しい解説と共に巻頭特集でお届け。きっと参考になる事例があるはずです。

研修テーマは ①「最新の動向と事例から学ぶ 虐待防止と身体拘束」と、②「暑くなる前に知識の総ざらい!在宅医療の専門医に聞く熱中症対策」の2本。その他にも、「職場環境等要件」の取り組み、あいまいゾーン、介助術、料理レシピ、奮闘体験、老計第10号、書類の書き方、など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2025年4月1日 定価2,090円(本体1,900円+税10%)

へるぱる2025年5・6月号

特集内容

巻頭特集

サービスの「困った!」がうまくいった実例集

研修特集1

最新の動向と事例から学ぶ

虐待防止と身体拘束

研修特集2

在宅医療の専門医に聞く

熱中症対策

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術[第14回]
  • 「職場環境等要件」の取り組み[第2回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号[第14回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • 薬の知識Q&A[第11回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
  • キラキラ へる★ぱる
  • 野菜を使い切る!高齢者が食べやすい時短レシピ
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