訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

「自分だったら」で考える プライバシーの保護①

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「自分だったら」で考える プライバシーの保護①

訪問介護職にとって「プライバシーの保護」に努めることは、職務上、必要不可欠ですが、「どこまでの範囲をプライバシーというのか」という問いに対する答えは、人によって様々で難しいものです。『へるぱる 2025 7・8月』では、その本質について改めて考えています。

“利用者をどのように捉えるか”を大切に

例えば、認知症の利用者を複数名担当している場合、「認知症があるから、似ているはず」と考えて、同じように対応するのではなく、1人ひとりが「違う・異なる」という視点で接することが適切です。「プライバシーの保護」も同様に、

  • 自分が利用者の立場だったらどう思うか
  • 自分がされたら嫌なこと・悲しいことは何か

という視点をベースにすると、ホームヘルパーとして、どのような振る舞いをしていくべきかイメージしやすくなります。

「様々な考え方や価値観があること」を知るために、複数のプライバシーに関連するケースを挙げ、各自で考えてもらうページを用意しました。それを元にみんなで話し合い、個別性の理解を深めましょう。詳しくは本誌をご覧ください。

 

監修/永嶋昌樹
東京都介護福祉士会会長、日本社会事業大学社会福祉学部 准教授。博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士。社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。

 

イラスト/ささきともえ

この記事は『へるぱる 2025年7・8月号』に掲載されています

誰にでも必ず訪れる「死」は「生」の延長線上にあるもの。わかっていても“看取りケア”に向き合うことに不安を抱くのは人間として普通のことです。『へるぱる 2025 7・8月』の特集では、ホームヘルパーの看取りに対する不安、その後の喪失感に寄り添いながら、今求められる看取りケアを考えます。

研修テーマは ①「プライバシーの保護」と、②「食中毒予防」の2本。その他にも、好評連載「職場環境等要件」の取り組み、あいまいゾーン、介助術、料理レシピ、奮闘体験、老計第10号、薬の知識、書類の書き方、など現場で役立つ記事満載でお届けします。

 

発売日 2025年6月2日  定価 2,310円(本体2,100円+税10%)

へるぱる2025年7・8月号

特集内容

巻頭特集

“看取り後”のホームヘルパーの心に寄り添う

今、求められる看取りケアとは?

研修特集1

「自分だったら」で考える

プライバシーの保護

研修特集2

基本の対策を忠実に!

暑い時期を乗り切る 食中毒予防

  • 福祉用具を使った 1人ひとりの介助術 [第15回]
  • 新連載 「職場環境等要件」の取り組み [第3回]
  • 〇×で読み解く! 老計第10号 [第15回]
  • 法令等で割り切れないテーマもお助け
    あいまいゾーン
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • 薬の知識Q&A [第12回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
    知っとこ! 介護ニュース
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 実例から考える
    訪問介護の書類の書き方
  • バックナンバー販売店リスト
  • キラキラ へる★ぱる
  • 野菜を使い切る! 高齢者が食べやすい時短レシピ
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