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Tさん[77歳/要介護4/独居(サ高住に入居)]のサービス提供記録

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Tさん[77歳/要介護4/独居(サ高住に入居)]のサービス提供記録

ポイント

  • Tさん自身の言葉も引用しながら、訪問したときの様子を描写しています。「夜なかなか寝つけなかった」というのは、今後も意識しておきたい情報ですね。
  • Tさんのうれしそうな顔が目に浮かぶ、素晴らしい記録です。ホームヘルパー間でこのような情報を共有することで、会話も広がりそうですね。
  • 「さっと」という表現が抽象的で、どのくらいの時間か、どのように行ったのかが伝わりません。
  • どのような方法で入浴したのか、時間などが具体的に記載されており、場面が想像しやすい記載です。
  • 結局、薬はどこにあったのか、なぜ位置がわからなくなったのか、読み手にはわかりません。
  • 薬のあった場所、そして本来あるべき場所が書いてあり、今後Tさんをサポートするためにも役立つ情報となりました。
  • ホームヘルパーがどのように対応したのかがわからない、中途半端な記載となってしまいました。
  • 尿が漏れてしまった原因と、それを解決するためにホームヘルパーがとった行動が、しっかり記録されています。

 

監修/柴田範子(しばた・のりこ)
NPO法人「楽」理事長として、小規模多機能型居宅介護「ひつじ雲」、サテライト事業所「くじら雲」を運営する。神奈川県社会福祉審議会委員。元・東洋大学ライフデザイン学部准教授。『イラストでわかる介護職のためのきちんとした言葉のかけ方・話の聞き方』など、著書も多数。

この記事は『へるぱる 2019年5・6月号』に掲載されています

巻頭特集は、「高齢者の栄養を考えよう」。高齢者の栄養不足が問題になっているなか、どういう栄養が必要なのか、高齢者のフレイルとはどのような状態か、プロの介護職として知っておきたい事は何か、を改めて考えます。

他にも、研修特集として「接遇の心得」のほか、サービス提供記録など現場で必須の「書類の書き方」を例文つきでお届けします。

へるぱる2019年5・6月号

特集内容

巻頭特集

要介護度をあげないために

高齢者の栄養を考えよう

研修特集1

初心とプロ意識を忘れない

「接遇」の心得

研修特集2

例文つき

読み手に伝わる、ケアに生かせる書類の書き方

  • 症状別介護の基本[第2回]
    ─関節リウマチ・変形性関節症─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第2回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第2回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第2回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け
    知っとこ! 介護ニュース
  • 知っておきたい
    障害者への支援 いろはの“い”
  • こうしたらうまくいった!
    ホームヘルパー奮闘体験
  • みんなの声を聞かせて!
    へるぱるカフェ
  • 愛すべきヘルパーな日々
  • 例文つき
    書類の実例集
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