介護職にとって、研修は学びを深めるうえで欠かせないものです。しかし、「いつも同じ内容になってしまう」「受け身になりがち」「学びの定着につながりにくい」といった悩みを抱える事業所も少なくありません。
そこで『へるぱる 2025 11・12月』の特集は、研修が楽しくなり、学びへの意欲が高まるアイデアや取り組みを行っている事業所の実例を紹介します。
まず、「研修が大変だ」と感じる理由として、大きく以下の4つが挙がりました。
- 内容が毎回同じになりがち
- 研修の場で発言や相談がしづらい
- 研修が役立っている実感が持てない
- 聞いていても頭に入ってこない
こうした課題に対し、独自の工夫や取り組みを行っている事業所を取材しています。
その中のひとつ、西日本ケアセンター訪問介護事業所(熊本県熊本市)では、法定研修の最後に、自分の “好き” や “得意” を自由に発表する「お楽しみ発表」のコーナーを設けています。
この楽しい時間を最後に取り入れることで、研修への参加率や意欲が上がり、会話力・聞く力・理解力の向上にもつながっています。詳しい内容はぜひ誌面でご覧ください。
イラスト/フジサワミカ

