老計第10号には、訪問介護ができるサービス提供内容が示されており、訪問介護の基礎となるものです。ですが、具体的に「どんなことに気をつければいいのか」「何をしてはいけないのか」までは書かれておらず、実際のケアに生かしづらいと思われることも多いのではないでしょうか。
連載最後となる18回目は、1-6 自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助。2018年に老計第10号が改定された際、最も大きな改定のあった部分です。ここで例示されている内容に沿って、Q&A方式で考えていきます。
「認知症のある利用者が、リハビリパンツの交換方法を忘れてしまっている場合には、ホームヘルパーが交換する。これは〇か×か」
『へるぱる 2026 1・2月』では詳しく解説をしています。ぜひ、答えを予想してから本誌で確かめてみてください。
監修/松川竜也
主任介護支援専門員であり、神奈川県地域包括ケアシステム統括アドバイザー、株式会社日本経営顧問、ツツイグループ顧問兼コンプライアンス室室長。これまで厚生労働省老人保健健康増進等事業における委員や平成27年度改正に伴う介護支援専門員研修実務・専門・主任課程のカリキュラム策定などに携わる。

