利用者は1人ひとり違うため、マニュアルどおりにいかないのが排泄ケアです。そこで、『へるぱる 2026 3・4月』の特集は、排泄とは何か、どう向き合うとよいのか、介助する側も、介助される側も、みんながしあわせになれるケアをあらためて考えています。
そもそも、「排泄ケア」は人間の尊厳に関わるデリケートで特別なケアです。利用者だけでなく、介助者の皆さんにもさまざまな行為や感情が伴うのではないでしょうか。
だからこそ、「誰が」「何に」困っているのか観察し、見極めることが重要になります。
誌面では、困りごとを解決に導く4つのプロセスを紹介し、事例も取り上げています。事業所内研修で活用できるワークショップも盛り込んでいます。ぜひご覧ください。
監修/西村かおる
(コンチネンスジャパン 株式会社 専務取締役)
保健師学校卒業後、訪問看護師として勤務。1986年英国サセックス州ブライトン・ポリテクニックにて地域看護を学ぶ。1987年英国でコンチネンスアドバイザーについて失禁看護を学び、帰国後、1990年コンチネンスセンター(排泄ケア情報センター)開設。NPO法人日本コンチネンス協会 名誉会長。『「排泄介護」のお悩み解消ブック トイレ介助、オムツの使い方、下痢・便秘時のお世話のコツ』(翔泳社刊)など著書多数。
イラスト/福井典子

