『へるぱる 2026 1・2月』で、利用者・家族からのカスタマーハラスメントについて取り上げました。今回『へるぱる 2026 3・4月』では、事業所内のハラスメントに着目して考えていきます。ハラスメントの防止措置は事業主の義務とされています。改めてハラスメントに関する知識を振り返って、今後の対策にぜひ役立ててください。
事業所でこんなことが起きていませんか?
- 上司から「利用者に嫌がられるのは、あなたの性格が暗いからなんじゃないの?」と言われた。
- 挨拶をしても、自分にだけ挨拶を返してくれない。
- 「Aさん(同僚)は全然仕事できないから異動させてくださいよ」と何度も言ってくる。
など……。ハラスメントかどうかの判断は、それまでの経緯や状況などを踏まえておこなわれるので、一概には判断できませんが、これらは、すべてハラスメントに該当する可能性が高いです。
誌面では、実際の事例も豊富に紹介します。上のイラストは、実際の裁判例をもとにした、指導に必要のない発言を複数回おこなった例。この事例では、発言が侮辱的であり、指導として不適切である、という判断がくだされました。
こうしたハラスメントが起きないようにするための対策について、介護の現場支援経験の豊富な弁護士の武田先生が解説します。ぜひ本誌をお手に取ってご確認ください。
監修/武田竜太郎
おかげさま横浜法律事務所所属の弁護士。公認会計士試験にも合格。大手法律事務所で企業法務・M&Aに従事したのち、不動産会社での社内弁護士、監査法人勤務を経験。外資系法律事務所での実務を経て、現職。2025年には介護職員初任者研修を修了。法務・会計の専門知識と現場理解を兼ね備え、介護・福祉事業者の支援に取り組んでいる。
イラスト/藤原ヒロコ

