食事介助中、利用者が突然むせてしまって苦しそうです。こんなとき、どうしますか? 『へるぱる 2026 7・8月』では「緊急時の対応」として誤嚥・窒息を取り上げます。なぜ、誤嚥・窒息が緊急時の対応なのか? それは、窒息してしまうと、数分で命に関わるからです。
誤嚥・窒息は誰にでも起こりうるものですが、高齢になるとそのリスクがあがります。理由としては下記のようなことが考えられます。
食べるための筋力が低下する/口腔内に問題がある/口の中が乾燥しやすい/詰まったものを吐き出す力が弱くなる。
そこでホームヘルパーが知っておきたいポイントは、大きく2つ。
- 誤嚥・窒息が起こったときの対応を知っておくこと
- 命に関わる“緊急時”にならないよう予防に努めること です。
起きてしまったときの対応の基本は「誤嚥したものを外に吐き出してもらう」です。
利用者が咳をできる場合は? 咳をできない場合は? 口の中に食べ物がたまっている場合は? など様々な場面ごとに対処法を紹介します。ぜひ、事業所のみなさんで確認し、実際にその場面に直面したときのために、シミュレーションをしておきましょう。
監修/阿部智子
訪問看護ステーションけせら統括所長・看護師・ケアマネジャー。2000年に訪問看護ステーションけせらを設立。現在は訪問介護事業所と居宅介護支援事業所も併設し、医療と生活の両面から在宅支援を実践。ホームホスピスの運営と24時間対応の定期巡回随時訪問介護看護事業にも携わり、最期まで地域で暮らしたい人々の思いを支えている。
イラスト/パント大吉

