訪問介護に役立つ!研修資料に使える!へるぱる

車いすを見直すときの重要な視点

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車いすを見直すときの重要な視点

利用者にあった使い方をするために重要な視点はこれ!【車いす編】

どこが動く? どこが外せる?

ほとんどの車いすは、様々な箇所が動かせ、取り外すことができます。介助の際、「取り外せることを知っていたら、スムーズに移乗できたのに」といったことがないよう、事前に車いすの構造を細部までチェックしておきましょう。また、「なぜ動かせ、外せるのか」の理由を知っておくことも大切です。

利用者が望む生活や活動のために、何ができる?

車いすは、利用者がどんな生活を送り、どんな活動がしたいか、その目的に合わせて選ばれています。単なる移動手段ではないことを理解し、車いすでの介助中、利用者の自立のために何ができるのかを考える視点も持ちましょう。

座り心地はどうか?

どんなに高機能な車いすでも、シートや背もたれが適していないと、姿勢が崩れ、体に痛みや歪みが生じます。褥瘡発生の要因にもなります。座ってすぐはもちろん、時折、様子をうかがい、常に安定した姿勢で座位保持ができているか、確認しましょう。

本誌ではその他の視点や車いすを見直す際のチェックポイントを具体的に解説しています。

 

監修/北田信一
看護師。介護支援専門員。東京都立大塚看護専門学校卒業。精神科病院病棟看護師長、看護専門学校専任教員、介護福祉士養成施設専任教員(教務課長)を経て現在、認知症対応型グループホームPAO経堂、デイサービスPAOすがも運営の傍ら、訪問看護ステーションNew Step練馬で訪問看護に携わる。教員時代より日本社会事業大学介護技術講習会主任指導者を務めるなど、介護技術教育にかかわる。

協力/(株)エスティサービス世田谷営業所 写真/伏見早織(世界文化社)

この記事は『へるぱる 2019年7・8月号』に掲載されています

巻頭特集は「福祉用具を見直そう!」です。介護ベッド、車いすなどの基本の福祉用具の使い方として、“意外に知られていない機能”プロの介護職として知っておきたいことを改めて考えます。

また、高齢者の脱水・熱中症が毎年問題になっていますが、その早目の対策&「事故再発防止」を、研修特集としてお届けします。

へるぱる2019年7・8月号

特集内容

巻頭特集

利用者に合った使い方、できていますか?

福祉用具を見直そう!

研修特集1

早め早めが何より重要!

脱水・熱中症予防

研修特集2

個別の分析が

事故再発防止につながる!

  • 症状別介護の基本[第3回]
    ─脳血管障害─
  • 「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く
    老計第10号[第3回]
  • 事例から考える
    あいまいゾーン[第3回]
  • これからのホームヘルパーに求められる
    服薬の知識[第3回]
  • 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け
    知っとこ! 介護ニュース
  • 知っておきたい
    障害者への支援 いろはの“い”
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