認知症の方は、その人ならではの世界観の中で生きているので、ケアをする側が予想もしなかったことが起こりがちです。時に、心が乱される瞬間があるかもしれません。「なんでこうなっちゃうの」と頭を抱え、「腹が立つ」「悲しい」といったマイナス感情を抱いたり、そんな自分をダメだと思ってしまったりすることもあるでしょう。介護に一生懸命な人は、誰にでもそんな経験があります。
人間は弱いもの。そして、そんな自分の弱さを突き付けられるのが認知症ケアである、と、多くの介護現場を経験してきた監修の高口光子さん。利用者が認知症だとわかっていても、食事介助中に何度も料理を払いのけられたら、つらいものです。その時、1人で抱え込まずにチームで分かち合い、支え合う。そうやって心を整えることで、1人では守りきれない倫理性・専門性・介護の軸を、チームがあるからこそ守れる。そういう展開を作っていくことが、認知症ケアのポイントとなります。
『へるぱる 2026 11・12月』では、介護職としての認知症ケアを、2つの視点から見ていきます。
①自分の専門性や軸を育てる
②チームで支え合う
また、認知症の高齢者は知的活動が障害されても、心や感情は変わっていないことを知り、どうやって関わるとよいのか、をイラストとともに解説しています。ぜひ誌面をご覧になり、接し方の基本姿勢の参考になさってください。
監修/髙口光子(たかぐちみつこ)
理学療法士・介護支援専門員・介護福祉士・介護アドバイザー・元気がでる介護研究所代表。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等の現場を経て2022年よりフリーとなり、全国各地での講演・研修会を展開。『認知症の人の心に届く、声のかけ方・接し方』(中央法規出版)など著書多数。現場からの等身大の発言・提案で現場を変革させようと日々精力的に取り組んでいる。
イラスト/藤原ヒロコ
この記事は『へるぱる 2026年11・12月号』に掲載されています
外国人介護人材が訪問系サービスで働けるようになって1年。今号の特集では、制度の基礎知識や受け入れの現状、既に外国人ホームヘルパーが活躍している事業所の事例などを紹介します。疑問や不安の解消に是非お役立てください。
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発売日 2026年10月1日 定価 2,310円(本体2,100円+税10%)

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疑問や不安が山積み!
外国人ホームヘルパー
どうする?どうなる?
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利用者の“その人らしさ”を守る
認知症ケア
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リスクから理解を深める
プライバシーの保護
- ノーリフト®ケアで安心・安全 介助術[第5回]
- 「原則として医行為ではない行為」
きほんノート 糖尿病関連の行為[第5回]
- 利用者の状態像から考える「老計第10号」
- 訪問介護を取り巻く困りごと[第5回]
- 難しい・わからない人のための運営基準とあいまいゾーン
- 介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!
知っとこ!介護ニュース
- 愛すべきヘルパーな日々
- 実例から考える
訪問介護の書類の書き方
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